2008年03月21日
「課題」を強く「意識」する(1159)
遠征では、自分の「課題」を強く「意識」できることが多いものです。
少ない人数で長い時間一緒にいるので、よりはっきりと「課題」を確認できます。
そうした「課題」を確認したならば、あとはそれを克服するために「どれだけのことができるか」にかかってきます。
それはまさに「自分の意志の強さ」がはかられることでもありますね。
より強く「意識」できていないと、長い時間をかけて取り組むことはできません。
それを「弱い」といいます。
「強く」なるには、「弱い」自分を知って、それに負けないように頑張るしかないですね。
この遠征でも「課題」は確認できました。
*****「自己中心的な感覚を変えること」
自分のプレーがうまくいかない時に、簡単に破綻するプレーヤーは強くなりません。
そこを激しい気合と気迫で自分を駆り立て、ぐっと我慢強くプレーすることができるようになってほしいと思います。
そういう選手は、「人のためにプレーする」という意識を持って練習するといいと思います。
自分が、自分がという意識が強く、自分勝手な練習をする人は、すべてがうまくいかないと我慢なりません。
そういう人は、練習する相手の選手が試合のためにレシーブからのポイント練習をしたい時に、ダブルフォールトを繰り返します。
大切なポイントでダブルフォールトから崩れることも多いですね。
そうならないために相手の練習になるように細心の注意を払って練習することにトライすることはとても良い訓練になります。
*****「気持ちの強さを表現する-狙って打つ意識を高める」
相手と戦うためには「気持ちの強さ」を「表現」できなくてはなりません。
そのためには「弱音をはかない」ように訓練することは大切ですが、「狙って打つ意識」を高めることは効果的です。
強く「狙って打つ」ことを繰り返して練習することで、試合での「状況判断」がうまくできるようになってきます。
「何も考えられない」、「何をしたら良いのか分からない」ような試合が多い人は、この「狙って打つ意識」の低い人です。
「狙って打つ」ということに対する強い「意識」は、「絶対に負けない」という強い「思い」からしか生まれません。
その「思い」を強く持つことができれば、自然と「それ」を「表現」するようになってきます。
そうした「意識」がしっかりと身につけば、ロブやアングルショットなどを駆使して、簡単に相手に攻撃されない粘り強い返球を生み、チャンスで思い切ったショットが打てることにつながってきます。
*****「粘り強さを磨く」
気持ちの「強さ」をプレーや試合中の言動で「表現」することはとても大切です。
しかし、それがある程度できている選手であっても、大切なポイントになると必ずと言ってよいほどミスをしてしまう選手がいます。
苦労して苦労して追いついても、大切なポイントで簡単にミスして相手にポイントを与えてしまうので、なかなか自分のペースで試合を行うことができません。
こういう選手は、「粘り強さ」を磨くべきです。
少しペースを落としてでも、どんなボールでも返球する訓練が必要です。
クリーンなエースでポイントを取ることに執着してはいけません。
相手が焦れてミスをしてくれるようなプレーができるといいですね。
こういうプレーを心掛けていると、「プレッシャーに強く」なってきます。
「プレッシャーに弱い」選手は何としても高めていきたい能力だと思います。
「課題」を整理することは難しいことではありません。
それを強く「意識」して、克服のために長い時間をかけて取り組む「意志」を持ち続けることが難しいのです。
その「意志」の高い人を「強い」と言います。
それを忘れないでほしいと思います。
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