2008年03月19日
真剣勝負(1157)
何が何でも勝ちたい、という雰囲気を感じられる選手でなければ戦えません。
今から「戦いの場」に臨む者は、心静かなれど、死する覚悟を持って臨むという武士の魂を感じる、というほど大げさなものではないかもしれませんが、「それ」を感じることのできない練習や試合を見ても心は揺れ動かされません。
その「準備」の大切さを説いてきました。
武士は、「真剣勝負」においては、戦いの前の準備や心のコントロールがいかに大切なのかを何度となく学ぶものです。
「不安」はなくならないと書きました。
それを打ち消すためにがむしゃらに練習する、というのはひとつの方法だと思います。
がむしゃらに、ひたむきに、何が何でもという気持ちで練習に打ち込むことができなくては「戦う意味」はないとも言えます。
しかし、本当に大切なのは、結果にとらわれない(武士においてはたとえ死であっても)「心の在り様」を学ぶことです。
そういう「考え方」や「思い」を持って戦える選手に成長してほしいと思って教えています。
なかなかに難しい仕事ですね。
でも、私は子どもたちの「真剣勝負」が見たい、そう願ってこの仕事を続けています。
ITFブルネイ大会
綾 1-6 3-6 台湾
綾・晃子 6-1 6-0 タイ
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