2008年03月22日
「弱い」ということ(1160)
ブルネイの遠征からただ今戻りました。
今回の遠征は、関西空港発着なので、関西空港についてから車を運転して帰名したのでちょっとしんどかったですね。
子どもたちは・・・・・もちろん、爆睡です。
まあ、今回の遠征は、毎日降られる雨と宗教上のイベントなどが重なってうまく日程を消化できず、コンディションを管理するのが大変だったので、ちょっと疲労もあります。
少しゆっくりさせてあげたいところですが、大切な試合が続くので、ここは気合を根性で頑張ってほしいところです。
もちろん、私も休みません。
気合いでこのコラムをアップしたら、練習に行きますよ。
さて、今回の遠征を通して思うことは、まだまだ「弱い」ということです。
克服しなければならない大きな「弱点」が多いということでもあります。
ここで思い浮かぶのは、やはり「何が何でも」という強い「思い」です。
シンガポールから子どもたちを引率してきたコーチと話をしました。
多くの国では、インターハイや全日本ジュニアのような大会はありません。
ITFの大会がメインであり、それ以外に目標とする試合もほとんどないので、みんな必死になってポイントを取りにきます。
もちろん、そのために他の国の大会に参加するのが「当たり前」です。
そういうことが「基準」になっていると、「強さ」は生まれやすいのかな、と思います。
日本の子どもたちも一生懸命に練習しているし、強くなるための環境を作るために多くの人が頑張っていることは知っています。
しかし、「基準」が違うと、「目標」があいまいになって、限られた世界での結果にとらわれてしまい、その持てる力を十分に引き出せないではないかと思うのです。
子どもたちのそんな「意識」をうまく変えていくこと、そのためにこれからも海外にチャレンジしたいと思っています。
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