2008年03月16日
弱音をはかない(1154)
「相手に弱みを見せない」、ということを試合で実践するためには、「弱音をはかない」という、習慣が身についていなくてはなりません。
今回の遠征の練習で、弱音を吐き続けた選手を叱責しました。
春とはいえ、まだ肌寒い日本から赤道直下の国に試合をしに来たのですから、暑いことや日に焼けることなどは覚悟の上、なはずです。
しかし、「弱音をはかない」という習慣が身についていないので、ちょっとしたことで弱音を口にし、ショットなどがうまくいかないことに対する言い訳に利用します。
こういう気持ちで練習していると、いざ試合で厳しい状況になった時、弱気な自分に引き込まれてうまくいかなることが多くなります。
そこで「踏ん張る」ことが出来るかどうかは、いつもそういう気持ち、「弱音をはかない」自分を持っているかどうかによるのです。
だから、出来るだけ厳しい状況の試合を経験できるように海外に遠征にでます。
強くなるというよりも、強い気持ちを持つことができるように、そうしたことが当たり前になるように訓練する場として遠征に出ます。
そのことは辛抱強く教えていかなくてはならないですね。
子どもたちは毎日が学習であり、訓練です。
それをサポートするのがコーチの仕事ですね。
うだるような暑さに「弱音をはかない」ように精一杯がんば
っていこうと思います。
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