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大島コーチ
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もっと力を抜こう(1518)



テニスの科学(1)

正確にコントロールするためには、発揮される筋力に無駄があってはいけない。

ただ単にスピードを高めるだけであるならば、多少筋力の発揮のしかたに無駄や効率の悪さがあっても、トータルの筋力があれば、他の筋力で補ってそれほどスピードを落とすことはないし、球速が時速2~3kmあがったり、落ちたりしても極端にパフォーマンスに影響を与えることはない。

しかし、コントロールについては、数センチのコントロールミスでゲームを失うことにもなる。

そのために、多くの指導場面では、ボールコントロールを重視する指導が行われるのである。

では、どうすれば無駄な筋力を使わずに打球することが可能なのか。

それには、以前のこの連載や特集でも述べたように、いかに力を抜く(ここでいう力を抜くとは、完全なリラックスではなく、力みのない、適度な緊張状態のこという)のかということである。

無駄な筋力とは、その多くが「力み」につながるのであるが、力を抜くように意識することで「力み」を防ぐことができることはおわかりであろう。

また、巧みな動作(うまいラケットコントロールや身体コントロール)を行なうには、筋肉が一瞬活動を止めて、それから急に活動を開始することが効率のよい動きにつながるといわれている。

筋肉が活動を一瞬止めてから止めることができる準備として、力を抜くということを常に意識して(つまり、適度な緊張状態を保って)いなくてはならないのである。

力を抜くことを意識することで、筋肉が収縮したり、弛緩したりするのをタイミングよく適切に切り替えることにつながるのである。

では、具体的に練習ではどのようなことをすればボールコントロールを良くすることができるのかについて述べよう。

まずは、テニスのスイング動作で最も重要な切り替えポイントでグリップの力を抜くように意識することである。

しかし、ラリーなどを行なっているときに力を抜くことを意識しながら打つことは、初中級者のレベルでは難しいようである。

そのために、やさしいボール出しのボールを繰り返して打つ基礎的練習をみっちり行なって、無意識的に力を抜くことができるように練習を行なわなければならない。

さて、それができたら、つぎにはフォワードスイングからフォロースルーにかけてラケットを一気に振りぬくように打球することである。

速くスイングする必要はない。

ゆっくりでもいいから振りぬくという感覚でスイングして欲しいのである。

よく、インパクトで力を入れるように指導される場合があるが、人間が意識的に筋肉をコントロールするには、スイング時間やインパクト時間はあまりにも短いし、フォワードスイング中にそんなことを意識していては、余分な力が入り、力みにつながったりしてあまり良いことはない。

それよりも、フォロースルーまで一気にに振りぬけばそのような力みにつながることは少なくなる。

そんなことは意識しなくても、そのようにスイング動作を繰り返しているうちに腕の筋肉が、このタイミングで、これぐらいの力でラケットをスイングすれば良いのだということを学習していくのである。

人間は実に良くできているものであると感心させられる。

また、ストロークとは振りぬくことを意味しているではないか。

途中でごちゃごちゃ考えずに一気に振りぬく。

これがコントロールを高めるためのコツなのである。

ただし、力を抜くことを忘れないように。


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テニスの科学 | 投稿者 大島コーチ 22:54 | コメント(0)| トラックバック(0)
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