2008年11月29日
遠征の魅力(1500)
明日から海外遠征に出ます。
今まで何度も遠征に出ているので、準備は30分もかからずにできますが、何とも言えない不安はなかなか拭えません。
留守の間の練習のこと、遠征中のトラブル、やり残したかもしれない仕事、いろいろなことが頭に浮かびます。
そうした不安な気持ちを振り払ってでも遠征に出るのは、そこにしかない「魅力」を知っているからです。
ホームページの遠征レポートの冒頭にはこう書いてあります。
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遠征は一種の冒険である。
頼る者のいない中で、恐怖や不安と戦いながら、すべてのことを自分でするという経験は、感性を磨くまたとないチャンスだ。
冒険のような経験を通して智恵と勇気を獲得する。
敗戦で学ぶことは、<自分の弱さ>だ。
この事実を認識することからはじめなければならない。
それが十分に認識できたら、次は弱さの原因について考えてみる。
技術的に未熟な点、体力面での問題点、メンタル面での課題など、多くの原因が考えられるだろう。
戦術的な課題が思い浮かぶかもしれない。
それらを書き出してみるのが良い。
できるだけ早いうちに強く記憶にとどめるべきだ。
一流選手は、このような自己分析が明確にできる。
ミスや敗因を強く記憶にとどめることで、弱点を克服する方法や次に勝つための戦術などについて質の高いイメージを持つことができる。
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遠征を通してでしか経験できないことを知っています。
だからこそいろいろなものを振り払って遠征に出ます。
この経験が子どもたちを成長させるきっかけになることを信じて疑わないからです。
正直、しんどいです。
でも、その「魅力」に一番取りつかれているのは私かもしれません。
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