2008年04月30日
プロの言葉(1199)
プロの言葉は、それが直接人生と直結しているだけに深みがあります。
特に苦しみの中にありながら、自分のプロしてのプライドで乗り越えようとする言葉に心が揺さぶられます。
柔道:野村
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納得のいく勝負がしたい
努力した分だけ成果が出るかどうかはわからないけれど、だからこそその世界にいたいと思う
戦い続けてきた人間が求めるものはそこしかないのかもしれない
野球:清原
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自分自身が納得できるところまで
いいピッチャーとの対決をお客さんが喜んでくれるようなプレーをしたい
苦しみながらも素振りをしながら頑張っている僕に神様がちょっと微笑んでくれたかな
自分が納得できるスイングをすることだけを心がけた。
他人ではない、自分自身の納得のためにもがき苦しむ姿が本当のプロの姿なのかもしれません。
プロというのは揺れない心を持っているというのではないと思います。
揺れて、迷って、焦って、苦しんで、泣いて、それでもその世界にとどまることを決意し、少しでも前に進もうとすることをやめない忍耐力が支えだと思います。
昨日の授業で、
「コーチの資質として必要なものの一つに『忍耐力』がありますが、いろいろなことに耐える力が付いてくると、『冷静な対応力』が身についてきます。この力が多くの人の能力を引き出す源になります。」
ということを言いました。
自分自身の「忍耐力」には、まだまだ納得いかないことも多いですが、自分自身の納得のためにこれからも少しづつ進んでいこうと思います。
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私は、どうしてそんなに頑張れるのですか?と聞かれる時、自分自身の理想を追い求める信念があるからと答えます。
そんな信念に支えられて行動できることを心の底から幸せに思えるのであれば、何事も続けられますね。
そこにはやはり深い「愛」があるのだとも思います。
思いっきりテニスを愛することができればいいですね。