2008年04月17日
トライ(1186)
「トライ」するということを忘れていたり、思い違いをしていると感じることがあります。
このあいだマッチ練習を行いましたが、春の合宿でテーマとして挙げた「トライ」を感じる試合はありませんでした。
ちょっと寂しい気持ちになりましたね。
そして、「トライ」の意味をも一度深く考え、るきっかけになりました。
「トライ」は、ただやみくもに「今までと違うことにチャレンジする」ということとは違います。
辞書を引いてみると、
努力する
やってみる、成功をめざしていろいろやってみる
最善を尽くす
ためす、 ためしにやってみる
当たってみる
などの意味があります。
その中にある「成功をめざして」、「最善を尽くす」という言葉が一番「ぐっ」ときますね。
エドハルミの「ぐぅ~」とは違います(笑)。
そこには考えに考え抜いて、「これならいける!」と感じたことを、「勇気をもって行動に移す」ということを示しているように思います。
ということは、何かしら「不安」のようなものを抱え、躊躇する気持ちを振り払って前に進もうとする力、それが「トライ」だと思うのです。
「当たって砕けろ!」は勇気を示す言葉のように思いますが、決してそうであってはならないと思います。
勝つために、強くなるために「最善を尽くす」という「心が欠けている」ように感じるからです。
何かに「トライ」するということは「怖い」に決まっています。
そうでないものには、「トライ」する意義はあまり大きくはありません。
そうしたものを振り払っても「これをするんだ!」という「強い意志に支えられた行動力」、それが「トライ」だと思います。
そうした思いを持って子どもたちにはテニスをやってほしい、そんな願いを持って伝えていこうと思います。
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