2008年04月17日
トライ(1186)
「トライ」するということを忘れていたり、思い違いをしていると感じることがあります。
このあいだマッチ練習を行いましたが、春の合宿でテーマとして挙げた「トライ」を感じる試合はありませんでした。
ちょっと寂しい気持ちになりましたね。
そして、「トライ」の意味をも一度深く考え、るきっかけになりました。
「トライ」は、ただやみくもに「今までと違うことにチャレンジする」ということとは違います。
辞書を引いてみると、
努力する
やってみる、成功をめざしていろいろやってみる
最善を尽くす
ためす、 ためしにやってみる
当たってみる
などの意味があります。
その中にある「成功をめざして」、「最善を尽くす」という言葉が一番「ぐっ」ときますね。
エドハルミの「ぐぅ~」とは違います(笑)。
そこには考えに考え抜いて、「これならいける!」と感じたことを、「勇気をもって行動に移す」ということを示しているように思います。
ということは、何かしら「不安」のようなものを抱え、躊躇する気持ちを振り払って前に進もうとする力、それが「トライ」だと思うのです。
「当たって砕けろ!」は勇気を示す言葉のように思いますが、決してそうであってはならないと思います。
勝つために、強くなるために「最善を尽くす」という「心が欠けている」ように感じるからです。
何かに「トライ」するということは「怖い」に決まっています。
そうでないものには、「トライ」する意義はあまり大きくはありません。
そうしたものを振り払っても「これをするんだ!」という「強い意志に支えられた行動力」、それが「トライ」だと思います。
そうした思いを持って子どもたちにはテニスをやってほしい、そんな願いを持って伝えていこうと思います。
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とても励みになります。 上手くなりたいと思わなくなったら、
テニスの楽しみがないですよね。 すこしでも良くなる様、頑張ります。
私は「毎日変わる」、という考え方が好きです。
昨日と違うことに何かしらトライし続けるように人生を送りたいと考えています。
「スイング改造計画」、いいですね!
是非、忍耐強くトライし続けてください。
強い意志に支えられた行動=トライ、なんですね。私は29歳で初めてテニススクールに入りましたが(当然、一番下の初心者クラスでした)、その後4年間はスクールのみの週1プレーヤーで、本当のトライの意味を知りませんでした。その後、仕事で渡米したためスクールを辞めましたが、現地のプレーヤーと練習を続けるうちに自分で試行錯誤し、トライすることを覚えたような気がします。テニスを始めて5年が経った今年に入って、不安ながらも地元のラダー・トーナメント(上級者シングルス)に初めて参加し、「怖くてラケットが振り抜けず、ネットにも出られなかった」結果、出だしから5週連続敗退という苦い経験をする中で、また試行錯誤とトライと体力トレーニングを続け、その後ようやく勝てるようになりました。それでもやはり試合中に新しいことにチャレンジする勇気はなかなか出ません。来週は3連勝が掛かっていますが、気負わずに最善を尽くせるかどうか、トライしようと思います。
トライをするのにもっとも大切なのは「勇気」です。
私も初めて渡米した時、まったく言葉が通じずに部屋に閉じこもっていましたが、そこから一歩踏み出すことで大きく変わることができました。
その「怖さ」をしっているからこそ、「トライ」することの大切さを強く意識できるのではないでしょうか。
自信満々にプレーする、といよりもびくびくしながらでも最善を尽くすことができる方が「美しい」とも思います。
「勇気」を持ってプレーしてください。