2008年04月11日
ハンディを与えない(1180)
春休みが始まってからの走行距離が1000kmを超えました。
浜名湖まで2往復した以外はこれといって長距離を運転したわけではなく、一般道を走ってこの距離は結構なものだと思いますね。
毎日続いた朝練も終わり、通常の生活が戻りつつありますが、明日からはインターハイ予選が始まります。
昨日は2週間ぶりに自宅で泊まりました(?)が、ゆっくりはしていられないですね。
インターハイ予選を戦う選手も、この夏に向けての飛躍を願う選手も、毎日の積み重ねが大事なので、高い目標意識を持って練習してほしいと思います。
この春の大会の総括についてはちょっと前に触れましたが、まだまだ「力が足りない」、というところです。
特に試合において、相手に「ハンディを与える」ような試合が多いのが気になります。
もし、サービスは1本、30ハンディで同等の力を持った選手と戦うとして、勝つ確率はどれくらいあるでしょうか?
それはほとんど「ゼロ」に近い、というよりも「ゼロ」です。
しかし、そんな試合をすることはたくさんあります。
この春の大会でもいくつかそういう試合を見ました。
自分の3回のサービスゲームで7回もダブルフォールトをする選手
後半の勝負所で、11ポイントのうち1本しかファーストサービスが入らず、4回ダブルフォールトをする選手
果たして、このような試合をしていて勝つことができるのでしょうか。
もちろん、子どもたちは負けたくないと思って一生懸命に戦っています。
しかし、「勝つために」は勝つための「選択」をしなくてはなりません。
ぎりぎりの勝負で、「相手にハンディを与え」ていては勝てません。
大切なポイントで、ファーストサービスを入れられなかったり、ダブルフォールトを繰り返す選手では勝てないのです。
「戦う」ということは、自分有利な状況に相手を追い込むことにほかなりません。
そのためには絶対に「相手にハンディを与えない」、そういう試合をしなくてはなならないのです。
まずはサービスを確実に入れることから始めてください。
サービスは最もメンタルが影響し、試合の動向を左右する大切なショットです。
全身全霊を込めて、「絶対に入るサービス」を練習してください。
その自信がつくだけで、競った試合でも自分自身にかけるプレッシャーは小さくなります。
当然、その分だけ相手はプレッシャーを受けることになります。
それでやっとイーブンで戦える、そう考えてください。
ストロークのミスは、相手のショットが鋭ければやむをえないことも多いので気持も切り替えやすいものですが、サービスはすべて自分の責任です。
だからこそプレッシャーが大きくかかり、ミスが重く影響します。
そんな時に「相手にハンディを与えない」ようにしっかりとサービスを入れてリズムを作り、自分のペースで試合を運ぶことができるようになってほしいと思います。
夏に向けての一番の課題は「これ」です。
最も高い集中力を持って取り組んでほしいと思います。
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