2008年04月15日
伝わらない(1184)
子どもたちに「理解してほしいこと」をうまく伝えることは難しいものです。
理解する言葉が難しいとか、間違って理解するということもあると思いますが、一番の問題は「理解しようとする気持ちが薄い」ということです。
大切なポイントを説明するときは気持も高まっています。
それを「理解していないこと」が分かると感情的になることもあります。
もちろん、人間のコミュニケーションには誤解のほうが多い、ということも分かっています。
しかし、何よりも「真剣に聞いていないのではないのか」という思いに心が揺らぎます。
「忘れている」は、「理解していない」と同じことです。
「忘れない」ように何度も何度も伝えていかなくてはなりませんね。
「忍耐力」のいる仕事です。
「人間関係のしきたり」という本にはこう書いてあります。
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「なぜ、わかってくれないんだ!」という言葉を口にする人間が、いかに説得に無知であるかが分かる。
人を説得したいのであれば、その人の前でこの言葉だけは言ってはならない。
それは敗北宣言に等しい。
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この言葉をぐっと噛みしめます。
そして、明日からも忍耐強く伝えていかなくてはならない、と強く決意します。
多くの子どもたちが「理解してくれること」を願って・・・。
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