2008年03月03日
強さを妨げるもの(1141)
「自立」、「自立」と何度もくどいぐらいに(m(_ _)m)言っていますが、それを妨げるものも多いものです。
もっとも大きな問題は「怠惰」ですね。
怠惰な人間は、いつも「まあ、いいや」という思考に陥ります。
「まあ、いいや」は「よくないけど面倒くさいからいいや」ということです。
自分の行動に対する「妥協」や「放棄」になります。
試合中などにうまくいかなくなって、「まあ、いいや」と「開き直って」うまくいくときもありますが、「怠惰」な「まあ、いいや」とは違います。
ある程度は、「これでいい」と自分の行動に対して「納得」しています。
この違いは大変大きなものです。
「これでいい」と自分に納得して行動できる人間のほうが強くなります。
自分の能力をきちんと見切って、その範囲の中で行動を決められる力がある人間は強くなります。
「強制力」によって動かされている自分は「自立」した人間ではなく、自分の「真理」に基づいて行動している人間が「自立」した人間である、とどこかに書かれていたことをかすかに記憶しています。
自分で決断し、その決断に対して責任ある行動をとること、つまり、「決めたこと」は「何が何でもやり通す」強い意志と行動力をもった人間が「自立」した人間ということになります。
それを妨げるのが「怠惰」というやっかいな性情です。
これに打ち勝って乗り越えることができるかどうかで「自立」した人間かどうかが決まる、そういうものです。
そして、少なくとも、私自身が子どもたちに対してある程度の「強制力」を持った存在となるように、できるだけ「スキ」がないように生活しなければなりませんね。
遅刻ばっかりしているコーチに「遅刻するな」と言われてもただムカつくだけですから・・・。
私自身も「怠惰」に打ち勝って、そういう「強さ」を求めていかなくてはなりません。
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