2008年02月09日
言葉を交わす(1117)
交通当番をやりました。
正直、寒いし、眠いし、しんどいし、まったくやる気はありませんでしたが、カミさんの体調があまり良くなかったもので、嫌々、本当に嫌々当番をやるはめになりました。
しかし、行く道の途中に噴水のある公園があるのですが、その噴水下の水たまりが一面凍ってピカピカと輝いているのを見て、思わず写真を撮りたくなり、あれやこれやと構図を考えていると何となく気分が高揚して、俄然やる気が出てきました。
人間はほんとに不思議なものですね。
そして、8時ちょっと前くらいから子どもたちがたくさん通ってきます。
交通量も多いので、車を止めて子どもたちを通したり、車を優先させたりと結構忙しく働きます。
そんな中、できるだけ子どもたちに元気に学校に行ってもらおうと、大きな声で声を掛けまくります。
50人ぐらいの子どもが通っていく中で、100回以上は声を掛けました。
元気に挨拶してくれる子もいれば、うつむき加減にぼそぼそと声を出す子、まったく無視する子、いろいろな子どもがいます。
でも、たくさん声をかけて、挨拶が返ってくると、気持ちが和みます。
通りすがりのおばちゃんやおじちゃんも挨拶して通り過ぎていきます。
もちろん、ちゃんと大きな声で挨拶を交わします。
どんどん気持ちが良くなって、朝、家を出る前の憂鬱な気持ちはどこかに飛んでしまいましたね。
帰りに下の娘が校庭で遊んでいて私を見つけ、駆け寄ってきました。
「ちゃんと仕事した?」だって・・・・・ん?
しばらく校庭で遊ぶ子どもたちを見て家に帰ってきました。
とても気持ちの良い朝の時間を過ごしたと思います。
テニスを教えている子どもたちには、いつもちゃんと挨拶するように指導していますが、単なる儀礼に終わるのではなく、挨拶には気持ちを和ませ、気分を高揚させる効果もあることを知ってほしいと思います。
そして、「言葉を交わす」ことがコミュニケーションで一番大切なことであることを忘れないでほしいと思います。
寒いのは嫌だけど、次の当番のときにはまたやってみたいと思います。
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