2008年02月01日
職業病(1109)
昨日は、下の娘の授業参観に行ってきました。
体育の授業に興味があったということもありますが、なかなか一緒にいる時間がないのでカミさんに追い立てられて、というのが本音です。
でも、もともと体育教師であったし、今もスポーツを教えている立場の人間として、今、学校の体育では何を、どう教えているのかということについては大変興味があります。
今日の授業は、縄跳びと竹馬、鬼ごっこのようなゲームをやっていました。
いろいろと道具も豊富にあって、工夫されてはいますが、やはりそこは体育の「プロ」ではないので、いろいろな問題点を指摘できます。
そんなことを考えながらみていると、「もっとこうしたらいいのになあ」とか、「俺だったらこうするのに」と、あたかも自分が教えているかのように入り込んでいる自分がいます。
つくづく「職業病」だなあ、と思います。
私はテニスやトレーニングを教える「プロ」なので、教える技術が低かったり、知識がなかったり、集団をコントロールする能力がなければ食べてはいけません。
そのために必死になってやってきたように思います。
人にものを教えるということは、それだけ幅広い知識と経験が必要だということを、今日の授業を見ながら思っていました。
もちろん、それに「終わり」はありませんね。
人が変わり、自分の経験が増えていけば、当然対応の仕方は変わってきます。
それをまた経験にしながら、より良い指導者となるために努力していかなくてはなりません。
これからもいろいろな指導の現場を見て、指導者の方に会って、いろいろと考えて頑張っていきたいと思います。
今日は竹馬の上手な指導法を考えてみようかな。
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