2007年05月14日
書く力(878)
以前は試合の感想や反省などをノートに書いてもらって、それを見ながらアドバイスしていましたが、人数も多くなってレッスン時間やレッスン終了後にノートをチェックすることがむつかしくなってきました。
なので、メールで試合後の感想、反省と課題、課題克服のアイディアを送ってもらうようにしました。
これならいつでもチェックできるので、とても良いアイディアだと思います。
昨日は、土日に試合があった子ども達からレポートがたくさん送られてきて、返信するのに時間がかかりましたが、レポートを読んでいると試合の様子が浮かんできて、しばしキーボードを打つ手が止まって、そのイメージに浸ります。
「書くこと」は大きな「力」になります。
以前、こんなことを書きました。
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「ひらめき」のためには「書く」ことが大切です。
私はノートに、それこそ何でも書きます。トレーニングや練習のアイディア、文章、ゲーム分析した内容、遠征や大会の計画書の草案も書き込んであります。
きちんと整理もできていなければ、字もめちゃくちゃです。多分、私以外の人は読むことができないと思います。人に見せるために書いているのではないのでそれでいいのです。
大切なのは、体裁や文体などを気にするのではなく、思いつくままに「書く」という行為そのものです。
子どもたちにはノートを書かせていますが、決まって「うまく書けない」とか「何を書いていいのか分からない」という答えが返ってきます。
私が求めているのは、かっこ良い文章でも優れた内容でもありません。まずは何でも良いから思いつくままに「書く」という習慣を身につけるということ、そして、何かを「書こう」という意志を持つことで少し「見方が変わる」、ということを経験してほしいのです。
ある風景を見たとします。ある人はそのままの風景を描きとろうとしますが、感性豊かな人は、その風景の奥にあるものを感じ取り、それを描こうとします。
森林伐採によって森が死にゆく憂いを感じ取るのか、大地からの力強いエネルギーを感じ取るのかはその人の感性によりますが、その風景を見たときに「おっ」と何かを感じる感性を磨くことは豊かな人生を送るためには大切なことだと思います。
そのための道具というかアイテムが「読む」「書く」という行為です。
私は「書く」ことが得意ではありません。いつも締め切り間際になると気持ちが詰まってきます。
でも、「書く」ということを続けてきたことで、いろいろと感じ方や見方が変わって、いろいろなことを深く洞察できるようになってきました。
「書く」という訓練が、感性を高めるためには最も良い方法であると確信を持って言うことができます。
最終的に多くの人にちゃんと読んでももらう文章にすることは結構しんどい仕事ですが、できるだけ見栄を張らずに、素直な気持ちでこれからも書いていこうと思います。
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子ども達は「書く」ことによって、何かを感じたでしょうか?よくはわかりませんが、その「力」によって何かが少しでも変われば良いですね。
そして、「何か」が「ひらめいた」とき、きっと今より強くなっている、そのことを信じてほしいと思います。
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持たせることはしませんでした。
( 時には友人の部屋で見ているかもしれませんが・・・ )
目的は 画像から受ける その瞬間だけの快楽に溺れさせないことです。
テニスが目的で 青森に旅立ったとは言え 所詮は人の子! まだまだ未熟な子供が
あらゆる時間帯に「魔物!」が潜んでいる事を知りません。 できるものなら 遠ざけて
おきたかったのです。
今回 大島コーチが薦められている 「 書く 」 もう一方で 「 読解力 」 に 乏しい
子供達も決して少なくありません。 それも結局は現代においてのテレビやゲーム社会
なのかも知れませんね・・・
人は 何時の頃からか 書くことができ 読むことができる。
折角 そんな人間と生まれたのですから 読み書きで楽しみたいものです。
時々 拓磨に写真を要求します! いわゆる写メですが これが意外と面白いです。
何かを撮れではなく 感じて撮りたくなる物 この子は こんな「感性」があるのかと
驚く時もありますね。
大島コーチのさりげなくブログに載せる一枚の写真!
癒されるのは私だけでしょうか?
嵒瀬 明洋
「書く」 テニスノートなるものを子供たちが当たり前のようにもっている光景を見て、
衝撃を受けたのは、KIDS TENNIS CUP 1 に参加したときでした。
何を書いているのか?とても興味がありました。
大島コーチの説明で、納得するもMASAKIには、やはり何を書けばいいの?と
聞かれたものでした。(汗)
今でも、持っていますが・・・ あまり更新されていないかも(大汗)
頭の中にその時はメモしたつもりでも、やはり時が立つと忘れることの方が
多いと思うので、たくさんの方に頂いた言葉などは書きとめてほしいな~と
思うのです。
書くことは少ないようですが、時々読み返してはいるようです。
文章ではなくて、メモでもOKなのですね!
自分がわかればよいものですものね!
もう一度、MASAKIにノートの書き留め方について話してみようと思います。 m(_ _)m
「書く」ということは、「書く」という行為が大変重要だと思います。
今、私のアカデミーの寮生には毎日レポートを書いてもらっています。
内容は、学校のことや友達のことなんかも多く、直接テニスには関係なさそうですが、そういう「習慣」は大切な訓練です。
そう考えれば、何を書くのか、ということはあまり問題ではありませんね。
習慣がついてさえいれば、苦しいときは苦しいことを、嬉しいことは嬉しいことをちゃんと書いてくるようになります。
問題は、それを読むコーチが、ちゃんと反応し、面倒がらずにきちんとコメントすることではないかと思います。
私は、こうした「書く」という行為を通して、うまく子ども達とコミュニケーションをとって行きたいと考えています。
きっと、そういうことは何か役に立つと思いますので、長く続くといいですね。