2007年05月30日
大好きな時間(894)
私はとても「好きな時間」があります。
朝練や土日の夕方練習では、9面あるアウトコートすべてがジュニアの練習コートになります。
私はだいたい7番コートと8番コートの間にいるのですが、遠くまで子ども達の練習している姿が「ずうっと続いている」のを「ぼうっと見ている時間」が一番幸せを感じる時間です。
特に朝や夕方は光があいまいなので、その風景を余計に美しく見せます。
そんな時間が大好きです。
「よくここまで大きなチームになったなあ」と感慨にふける時間でもありますし、「もっともっと子ども達に強くなってほしいなあ」と夢を膨らませる時間でもあります。
いつでも「感動できる時間」、これがとても大切な時間です。
「大好きな時間」をいつまでも持てるようにがんばっていこうと思います。
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2007年05月30日
強くなりたいあなたに -3- (893)
強くなる法則 -3- 「基本法則-7つの(K)③感性」
「感性」とは、哲学の用語で、感覚的刺激や印象を受容したり、経験を伴う刺激に反応する心の能力。直観の能力。意志や知性と区別された、感覚的衝動、欲求、感情、情緒を含んだ心の能力と定義されている。
「なんのこっちゃいな?」というぐらい難解な解説ではあるが、ようは心に深く感じる能力のことである。
これは「理屈」ではない。
私は高校時代にある女の子のことがとても好きになった。
試合をやっている姿を見たときに、「ああ、この子だ!」と感じてしまったのだ。
なにがそれほどまでに魅力的だったのかを説明することはできない。強いて言えば、当時、キャンディーズ(古くてごめんなさい!m(_ _)m)のスーチャンが好きで、その子が似ていたからかもしれない。
でも、だれがなんと言おうと、どうしようもなく好きなのである。
これが「感性」である(変なたとえで申し訳ない!m(_ _)m×2)。
「感性」は人それぞれ違うので、その「感性」を否定したり、強制したりすることなどできない。
そして、強くなるためには有効に働く「感性」がある。
ものごとに「感動するこころ」である。
私の知人にインターハイで3度の全国優勝を成し遂げた名古屋高校の宮尾監督がいる。
私と宮尾監督が近藤大生プロ(当時は名古屋高校生)の試合を見に、ウィンブルドンを観戦に訪れたきのことだ。
IDカードを発行してもらったおかげで、日曜日(セカンドサンデー)のだれも観客のいないスタジアムに入ることができた。
そのときはあいにくの小雨模様で、警備のため巡回するアルバイト警備員のお姉さんと我々二人だけがそのスタジアムにいた。
もちろん試合などやっていない。
雨なので、練習する選手もいない。
そんな中、何時間もそのスタジアムでぼーっとしていた。
ただ静かに時間が過ぎ去っていく中、テニスの聖地にいる自分に酔いしれていた。
感動していた。
私は、この舞台に来ることを目指して選手の育成に取り組んでいることの幸せを本当に実感できた。
監督も同じ気持ちだったろう。
だから、だれもいないスタジアムで何時間もたたずんでいることができたのである。
この「感動するこころ」があれば、テニスをやっていることの喜びを必ず実感できる。
強くなるに決まっている。
「感性」はとても難しい言葉かもしれないが、「テニスをする自分を本当に好き」になれば、放っておいても磨かれるものだ。
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「感性」とは、哲学の用語で、感覚的刺激や印象を受容したり、経験を伴う刺激に反応する心の能力。直観の能力。意志や知性と区別された、感覚的衝動、欲求、感情、情緒を含んだ心の能力と定義されている。
「なんのこっちゃいな?」というぐらい難解な解説ではあるが、ようは心に深く感じる能力のことである。
これは「理屈」ではない。
私は高校時代にある女の子のことがとても好きになった。
試合をやっている姿を見たときに、「ああ、この子だ!」と感じてしまったのだ。
なにがそれほどまでに魅力的だったのかを説明することはできない。強いて言えば、当時、キャンディーズ(古くてごめんなさい!m(_ _)m)のスーチャンが好きで、その子が似ていたからかもしれない。
でも、だれがなんと言おうと、どうしようもなく好きなのである。
これが「感性」である(変なたとえで申し訳ない!m(_ _)m×2)。
「感性」は人それぞれ違うので、その「感性」を否定したり、強制したりすることなどできない。
そして、強くなるためには有効に働く「感性」がある。
ものごとに「感動するこころ」である。
私の知人にインターハイで3度の全国優勝を成し遂げた名古屋高校の宮尾監督がいる。
私と宮尾監督が近藤大生プロ(当時は名古屋高校生)の試合を見に、ウィンブルドンを観戦に訪れたきのことだ。
IDカードを発行してもらったおかげで、日曜日(セカンドサンデー)のだれも観客のいないスタジアムに入ることができた。
そのときはあいにくの小雨模様で、警備のため巡回するアルバイト警備員のお姉さんと我々二人だけがそのスタジアムにいた。
もちろん試合などやっていない。
雨なので、練習する選手もいない。
そんな中、何時間もそのスタジアムでぼーっとしていた。
ただ静かに時間が過ぎ去っていく中、テニスの聖地にいる自分に酔いしれていた。
感動していた。
私は、この舞台に来ることを目指して選手の育成に取り組んでいることの幸せを本当に実感できた。
監督も同じ気持ちだったろう。
だから、だれもいないスタジアムで何時間もたたずんでいることができたのである。
この「感動するこころ」があれば、テニスをやっていることの喜びを必ず実感できる。
強くなるに決まっている。
「感性」はとても難しい言葉かもしれないが、「テニスをする自分を本当に好き」になれば、放っておいても磨かれるものだ。
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