2007年05月09日
ミスをしない練習(873)
試合ではミスの多いほうが負けます。
だから、「ミスをしない練習」をしなければなりませんが、これはなかなかむつかしいことです。
昨日は練習の始めに「絶対にミスをしない気持ちでやりなさい!」と強く言ったつもりですが、実際の練習ではたくさんミスをしています。
基本ドリルの練習なので打つボールはむつかしくありません。それでもミスをします。
そこで、「今度はミスをしたらコートを走ってもらう!」と宣言すると、ミスは格段に減ります。
ミスをしたら「罰を与える」という方法が良いのか悪いのかわかりませんが、効果があるのは事実です。
しかし、結局のところ、ミスが減ったのは「絶対ミスをしたらダメなんだ!」と強く意識したからです。
この「意識を高める」ことができればミスを減らすことができるということです。
そして、練習でその「意識を高める」ことができるようにいろいろと工夫するのがコーチの役目だということですね。
ミスをすれば負ける。だからミスをしないように強く意識する。ミスを「恐れる」と言っても良いかもしれません。
それでもその「怖さ」に打ち勝ち、思い切ったショットを打ち込むことができる。
そんな選手に成長してほしいと思います。
しかし、何度も言うようにこうした「意識を高めること」はむつかしいので、ここはやっぱり「罰を与える」ことで追い込んでみようかな・・・ふふふ。
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