2007年05月06日
自信を持って臨む(870)
自分の持っている力を試合で十分に発揮するためには「何が一番大切」なのだろうかと考える時があります。
誰もが絶対に勝ちたいと思って試合に臨んでいるのですが、ちゃんと力を出す選手とそうでない選手がいるのは不思議ですね。
気が強いとか、闘争心があるとか、開き直れる性格とか、いろいろな要因があるとは思いますが、一番大切なのは自分のやってきたことに対する「自信」があるということです。
相手のレベルが低ければ自信満々にプレーできる選手が、相手のレベルが上がってくると焦って、明らかなチャンスボールをミスして自滅する場合も多いものです。
そんな時は、そのショットに対して「自信」がないことが一番の原因です。
よく基本練習で集中力を欠いたようなプレーをする人がいますが、簡単なボールほど集中して絶対にミスしないように繰り返し練習する必要があります。
例えばボレーの球出しによる基本練習で、もし出されたボールを100%狙ったところに打てるのであれば実際の試合でもミスはしません。
その確率はどれくらいなのか良く考えてみるといいと思いますが、練習でたくさんミスをするショットを実際の試合で確実にコントロールすることは難しいと思います。
自信がない選手は基本練習を繰り返し練習すべきです。
絶対にミスしないという気合と集中力を持って練習すべきです。
自分で納得し、自信がつくまで練習すべきです。
それが練習です。
そんな練習を繰り返しているとなんとなく「自信」が芽生えてきます。
松坂投手の言葉ではないですが、「自信が確信に変わる」時、きっと強くなっています。自分の力を試合で十分に発揮できる選手になっているはずです。
そんな選手を目指して練習してほしいと思います。
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