2011年09月08日
使命感(2270)
今日から、「トップジュニアテニスチーム」のカリフォルニア遠征に出ます。
海外遠征は大きな責任もあるし、面倒なことは多いものです。
決して、楽しんでできるものではないと思います。
「あんまり楽しくもないのに、なぜ海外遠征に出るのですか?」
と聞かれることもあります。
また、いい仕事をするには、その仕事を「楽しいと感じること」が何よりも大切であると言われることがあります。
その通りですね。
その考えからすると、「楽しみがないといい仕事ができない」ということになります。
でも、「楽しみ」を越えた「使命感」に従って仕事をすることがあります。
今回の台風で大きな被害を受けた那智勝浦町の町長さんは、娘さんを土砂崩れで亡くし、奥様が行方不明の中で、
「早く見つけ出して娘と一緒に送ってやりたい、というのが本心ですが、公務を優先しなければなりません。」
と毅然と答えていました。
私にできるだろうか?
かなり難しいことだと思います。
有事に平気でゴルフをしている議員さんもいる中で、とても立派な考え方を持ち、実際に行動していることに感銘を受けました。
楽しくないのに海外に遠征に出るのは、かっこ良く言えば、このような「使命感」に従ってです。
この町長さんのような、立派な使命感でもなく、大層なことではありませんが、
「多くの子どもたちに、若い年齢で海外への遠征を経験させたい!」
という「思い」と、その「使命感」で行動します。
何となく、「自分すべきことはこれだ」という「使命感」があるからです。
そして、「使命感」は、「楽しみ」を超える、そう思います。
もちろん、子どもたちのプレーを見ること、一緒に生活することは楽しいことではありますが、何よりも「使命感」を持って行動していきたいと思います。
何よりも、今日からの遠征が何ごともなく無事に終了することを願っています。
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