2011年09月15日
自己分析力を磨く(2277)
今日は、いつも練習をさせてもらっているクラブが午前中使えなかったので、ホームステイ先のコートを借りて練習をしました。
ボールが豊富にあるわけではないので、マッチ練習を中心に行います。
そのことを伝えて様子を見ていましたが、案の定お遊びモードです。
なぜそうなるのかを考えてみましょう。
それは、「自己分析」する能力に欠けているからです。
「自己分析」の能力に長けている選手は、
・相手の弱点を見抜く
・有効な作戦を思いつく
・自分のプレーが明確にイメージできる
という能力が高い選手です。
だから、ゲームをしながら自分の能力を高めていきます。
でも、そうではない選手は、何も考えないでプレーをするので、ちょっと自分の思うようにプレーできないと集中力を維持できません。
それが分かっているので、最初から集中力を高めることを避けることが多くなります。
強くなるためには、その能力が絶対的に必要なものになります。
朝の練習では、1ゲームづつ交代で試合をしながら、ノートに分析した結果を書くという練習をしました。
もちろん、ウォーミングアップからやり直しです。
いろいろと考えながら練習するので、集中力は高まっているようです。
もうひとつは、ミスのマネージメントです。
テニスにミスはつきものです。
ミスをして、それが次のプレーにマイナスにならないようにしなければなりません。
でも、それができません。
練習では、決して相手にすきを見せないように振る舞うことを課題にして臨みました。
試合の内容も良く、トライもあり、ミスのマネージメントもそれなりにできていたことを評価したいと思います。
練習での集中力を高めるためには、難しいことではありません。
「勝つために何をすれば良いのか」を真剣に考えることです。
朝の練習では、そのための「思考力」が高まっていましたね。
しかし、午後の練習では、残念ながら、ラケットを忘れたり、ラケットを1本しか持ってこなくて、そのストリングが切れて練習できなかったり、マッチ練習で長ズボンを脱がなかったり、まだまだ準備や意識は不十分なようです。
そのことについては、相当に厳しく指導しました。
そういうことが当たり前にできて、常に戦うための「思考力」を磨く選手になってほしいと思います。
明日は、身体的な疲労もかなりあるので、リラックスの意味でユニバーサルスタジオに出かけます。
まさか、ミッキーはいないと思いますので、少しは楽しめそうです。
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