2011年09月18日
戦術面の強化が必要(2280)
大会は2回戦と3回戦が行われました。
広海は、危なげなく4回戦に勝ち進みました。
日和は、2回戦は相手のミスにも助けられて完勝ですが、3回戦のシード選手との対戦では、序盤での打ち急ぎや集中力を欠いたショットでリードを許します。
しかし、ファーストセット0-5から、緩いボールやロブなどを織り交ぜた配球で相手のペースを乱してペースをつかみ、そこからは1ゲームしか与えずに勝ち上がりました。
早い段階でペースをつかむために、配球の重要性を認識し、ラリーの精度を上げなくてはなりません。
ただショットを打つだけではなく、どう打てば相手を不利な状況に追い込めるのかを考えて、プレーしてほしいと思います。
篤司は、2回戦は勝ちあがりましたが、3回戦でのシード選手との対戦に敗れました。
会場が離れてしまったので、直接見ることはできませんでしたが、レポートを見る限り、積極的なプレーはできていたようです。
しっかりと精度を磨いて強くなってほしいと思います。
園子は、第4シードとの対戦です。
それほど強いショットを持っている選手ではありませんが、トップスピンのロブや回り込みのショットをうまく使って、攻撃をうまく封じてきます。
その選手に対して、無理なショットでミスを繰り返してポイントを失います。
また、「相手の弱点を突く」という当たり前の戦術を持たずに試合をしています。
ショットの威力に頼るのではなく、戦術を考えて、ペースを変える技術が必要です。
自分から変化をうまく使えるようになれば、相手の変化にもうまく対応できるようになります。
そうした「対応力」の強化を望みます。
レベルの高い大会では、自分の課題がはっきりと確認できます。
明日は、負けてしまった選手も、たくさんのプレーを見て「イマジネーション」を高めてほしいと思います。
子どもたちの試合を見ていると、「戦術面の強化」が必要であると強く感じます。
そのためには、良く観察することが大切です。
そして、それが強化できるシステムや練習法を考えていかなくてはなりません。
私自身にもたくさんの課題が与えられました。
残りの時間を無駄にしないように過ごそうと思います。
今日は、今アメリカで一番おいしいハンバーガーを食べました。
おいしいですが、脂肪が・・・、体重が・・・、ちょっと心配です。
コーラは少し控えたいと思います。
明日も朝から試合です。
試合会場の近くのホテルに宿泊しているので、少しは余裕を持って出ることができるので気持ちは楽です。
試合のある子どもたちは、さらに気合いを入れて臨んでほしいと思います。
<大会レポート>
■吉田篤司
ファーストセットの0-3までは、緊張してまったく足が動かず、あっさりと落としてしまったけど、次のゲームからボレーやドライブボレーなどを混ぜて、前でプレーできるようにした。
ファーストセットは、0-6で取られたけれど、セカンドセットは、4-3までいった。けど、4-3の30-30でドライブボレーの逆クロスをミスってしまって、流れが変わって一気にとられてことが一番もったいないところ。一回ミスっても流れを変えないことが大事。いい時もそれを持続させることが重要。
ファーストセットの0-3からのネットプレーもボレーミスが多かったので、ボレーを強化するようにする。これができると、自分を盛り上げられるので、良いテニスができる。
今後の課題は、集中力の持続と、ボレーとフォアの逆クロスとバックでも攻めれるようにすること。サーブは、手首をひねるくせを絶対直す。あと、頭を使ってテニスをする。
■成田園子
今日の試合は、最初の出だしが悪くて、足があまり動いていませんでした。自己分析ができていなくて、相手の動きや相手がなにがよわいのに気づいていなかったです。
チャンスボールのコートに入る確率も悪く、相手にポイントを簡単にあげていました。積極性もなく、チャンスボールやドライブボールのできるところでもつないでしまいました。サーブもしっかり振り切れるように練習したいなと思いました。
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