2011年09月14日
選手としての資質を高める(2276)
今日の朝、いくつか気になったことがあったので、みんなを集めてミーティングをしました。
ひとつは、あいさつの問題です。
顔を見てすぐにあいさつができません。
「なぜ?」
と聞くと、
「そういう習慣がないから」
と答えます。
多くの子どもたちはそうかもしれません。
でも、自分がトップを目指そうというのであれば、率先して行うべき大切な習慣です。
それは、自分自身のチャンスを広げることにつながるからです。
そして、自己管理の徹底です。
朝起きて、子どもたちの部屋を見ると、まったく整理整頓ができていません。
それは、「自分の部屋」であるように振る舞うからです。
私は、決してそういうことはありません。
人の好意でこうした遠征ができていることに心から感謝しているので、せめてできるだけ迷惑をかけないようにしようと心がけるからです。
それがちゃんと評価されれば、きっと次の遠征も受け入れてもらえる、そう思うからです。
リラックスすることは大切です。
しかし、遠征を通した「訓練の場」をちゃんと意識しなくてはなりません。
また、いろいろなことに気づかなければなりません。
ごみが落ちていたら拾う、自分の周りのものをすぐに片付ける、そういったことにすぐに気づいて行動できるようにすることです。
飲み残しのジュースがそのまま、食べかすがそのまま、では、「気づき」の能力は高まってはきません。
「気づき」は、スポーツにおける「判断力」につながります。
特にテニスは、咄嗟の判断がとても大切なスポーツです。
それは、こうした日常の「気づき」から育まれることを知ってほしいと思います。
そして、選手である以上、ストレッチの習慣がなくてはなりません。
怪我の予防、パフォーマンスの向上、リラックスなど、ストレッチには優れた効果がたくさんあります。
しかし、それを習慣化して、初めて効果が発揮されます。
トップを目指す意識を持って、しっかりと取り組んでほしいですね。
子どもたちには、少し厳しい要求をします。
強くなるために必要だからと強く思うからです。
もちろん、そうでなくても強くなる人はいます。
でも、少しでも自分の能力を高める努力をする人のほうが、その可能性を広げます。
周りの人がどうであろうと、自分のすべきことをきちんとする、そういう「自立」した考えを持った選手に成長してほしいですね。
ミーティングの後のアップ練習は、大変集中してできていたと思います。
その雰囲気を崩さないように週末の試合に向けてがんばってほしいと思います。
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