2011年09月05日
ラ・ポール(2267)
第2回の「テニスコーチングセミナー」が終了しました。
今回は、遠く広島からの参加者もあって、大変嬉しく思います。
たいした話もしませんが、こうやってテニスコーチのネットワークが広がっていくことが嬉しいですね。
テニスコーチという仕事は難しい仕事です。
その問題点を共有できるのは大きいですね。
昨日は、「コーチングプロセス」について話をしました。
持久的能力を格段に向上させる「身体操法」についても話をしました。
「グリップ」について話をしました。
セミナーの前には、話す内容をまとめて整理します。
自分がどんな段取りで話すのかを頭の中でシュミレーションします。
何度繰り返しても、緊張感は拭えません。
セミナー終了後に、広島と静岡から参加してくれたコーチと食事をしながら、そんな話をすると、
「信じられません!」
「まったくそんなふうに見えません!」
と驚かれます。
でも、実のところ緊張感はあります。
でも、うまく関係が結べると、言葉が次々と出てくるので、そう思われないのです。
この「うまく関係を結ぶ」ことを、「ラ・ポール」と言ったりします。
「心の架け橋」と訳されるように、信頼関係の構築のことです。
初対面の人も多いので、「ここ」は大きなステップになります。
そこをどううまく作っていくのかが、その後のセミナーをスムースに進められるかどうかの鍵になります。
何十回、何百回とセミナーをやってきていますが、その時の緊張感は変わりません。
今回、参加してくれたコーチから、緊張感を感じさせないセミナーだったと聞かさせると、「そこ」はうまく行ったのかなと思います。
レッスンでも同じですね。
新しく入ってくる子は、緊張しながらやって来ます。
こちらも、どうやって早く馴染んでもらおうか、楽しくやってもらうにはどうしたらいいだろうか、と考えます。
そこには、「緊張」という壁があります。
それをうまく取り払って、「ラ・ポール」を形成できれば、きっとレッスンが楽しくなります。
これからもたくさんのこども達、コーチたちとの出会いがあります。
緊張感を感じつつ、うま信頼関係を作っていけたらいいなあとおもいます。
参加してくれたコーチの皆さん、ありがとうございました。
次回は、開催場所をロングウッドに変更して行います。
またお会いできるのを楽しみにしています。
人気blogランキング参加中!
にほんブログ村
Tweet
コメント
この記事へのコメントはありません。