2011年09月04日
DONE(2266)
あるテレビ番組で、ある伝説的な金融トレーダーが、
「日本人は、協調を重要視しすぎる。
競争がすべて正しいとはいえないが、自分で決断し、行動することが大切。」
と語っていました。
多くの場合は、競争で勝つことが優先され、その結果が重んじられる。
テニスでも同じです。
子どもたちに、
「何で練習しているの?」
と聞くと、
「試合に勝つため!」
「強くなるため!」
と答えます。
そのためには、競争を勝ち抜かなくてはいいけません。
その意識が低いと、
「自分が何をすべきなのか」
が見えてきません。
よく不思議に思うのが、あるキャンプで指導をすると、
「いつもやっていることとまったく違うことをする」
「他の人がやっていることをまねてばかりいる」
子が多いことです。
いつもやっていることを、いつも通りにやればいいのに・・・それができません。
自分一人だけ、という意識があって、それを恥ずかしいと思うような気持ちがあるからです。
協調性は大切は資質です。
もちろん、そのことは教えます。
でも、
「自分で決断する力」
「自分の考えに従って行動する力」
がなくては、競争には勝っていけないと思います。
そのトレーダーは、
「一番大切なことは、DONE!自分で決めることです!」
と言います。
テニスが強くなりたければ、自分のすべきことを、自分で決めてやり通す、そんな強さを身につけてほしいと思います。
その範となるように努力したいと思います。
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