2008年09月18日
声を出す効果(1427)
声を出す効果には大きく3つあります。
ひとつは力が出るということです。
大きな声を出して力を出すと、声を出さないで力を出した時に比べてより大きな力を出せるようになります。
陸上の投てき種目で、選手がリリースの瞬間に大きな声を出すのはその効果を狙っています。
もう一つは、テンションが上がるということです。
大切なポイントは、そのポイントを取れば有利になることが分かっているだけに余計に緊張します。
人間は緊張すると声を出しにくい状態になりますが、それを声を出すことによって解き放ちより強い気持ちで相手に向かうことができるようになります。
そして、声を出すことで相手にプレッシャーをかけることができます。
同じようなチャンスボールを大きな声を出して気迫を持って打ち込んでくるプレーヤーには、ボールの威力以上にプレッシャーを受けるものです。
強くボールを打つとは、まさにこのことを言います。
速いボールを力任せに打つのではなく、自分の全身全霊を込めて(ちょっと表現が古い?)相手に向かって打ち込んでいくことの大切さを知らなければなりません。
ここで人間の弱さが出ます。
なんか目立つのは嫌だ・・・。
一生懸命やっているようでカッコ悪い・・・。
声を出しまくっても負けたらはずかしい・・・。
というマイナスの言い訳思考を抜け出してください。
力を出し切って戦うことはカッコいいに決まっています。
それを十分に自覚できた選手は間違いなく強くなります。
日本人には難しいと言われます。
でも、強さを身につけるにはここを超えていくしか方法がありません。
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