2008年09月14日
つながる思い(1423)
昨日、中日ドラゴンズの堂上剛裕選手がトレーニングに来てくれました。
彼が愛工大名電高校を卒業して以来会っていないので、5年振りになります。
さすがに4年プロで生活していると、体つきや言動がプロらしくなっていて、高校生の時にイメージしか持っていない自分にとってはなんだか不思議な感じがしました。
また、何人かの子どもたち(コーチも)がサインを求めて彼のところにやって来るのを見ると、プロの選手になったことを実感します。
錦織圭選手もそうですが、小さい時に教えたことがある選手が成長して、多くの子どもたちのあこがれの選手になったり、プロの選手として活躍するのを見るのは何となく変な感じがしますね。
自分にとってはあまりイメージが変わらないのに、世間でのイメージが大きく変わってしまっているからでしょう。
でも、こうして教え子が成長した姿を見ることは何よりもうれしいことです。
時々はテニスのオービーも訪ねて来てくれますが、時々しか会わないだけに、その成長した姿に驚きと喜びを感じます。
人と関わる仕事というのは、なかなか続けてその関係を繋いでいくのは難しいことです。
何百人も教えて来ていますが、途中でクラブを変わったり、テニスをやめてしまったり、その関係がつながっている子どもたちはそれほど多くはありません。
それでも思うのは、その子たちが今どんな思いで生活しているのかということです。
その「思い」は、たとえ関係が途切れていたとしても、いつまでもつながっていくものです。
そして、時々はこうして再び結ばれることに大きな喜びを感じます。
堂上選手は、これからの飛躍を目指してトレーニングに打ち込むそうです。
彼の能力を引き出し、プロ野球選手として輝くことができるように全力でサポートしたいと思います。
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