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Memory Board そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

大島コーチ
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テニスにとって理想的な体力とは(1182)



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テニスにとって「理想的な体力」とは何かを考えてみよう。

テニスは「瞬発力」を必要とするスポーツである。

威力のあるサービスを打ち、相手の打った角度のあるボールに対して全力でダッシュして打球し、すばやく身をひるがえしてオープンコートをカバーする、などの動きに対しては「瞬発力」がなければ対応することはできない。

また、テニスは「持久力」を必要とするスポーツでもある。

デ杯やグランドスラム大会のように5セットの試合をフルに戦うためには相当の「持久力」が必要であるし、ジュニア選手が夏場の多くの大会を勝ち抜くためにも相当の「持久力」が必要となる。

「持久力」と「瞬発力」の両方を兼ね備えていれば問題無いのであるが、ことはそう簡単ではない。

人間の筋肉はどちらかのタイプに分かれるからだ。

瞬発力がありスピードもあるが、持久性には乏しい筋肉(速筋)と、逆にスピードは無いが運動を長く続けることができる筋肉である(遅筋)。

人間は生まれながらにある程度その筋肉の割合が決まっている(もちろん、トレーニングによってある程度は変化することも証明されている)。

だから、持久性の高い筋肉の多いひとが100m走ですごい記録を作ることは困難であるし、逆に瞬発力のある筋肉を持っている割合が高い人は、長い距離を走るのが不得意である。

次のような計算式で、ある程度筋のタイプの割合を計算することができるので、試しにやってみよう。

(計算式)
69.8×(50m走の秒速÷1200m走の秒速)-59.8

例えば50m走が8秒だとすると、秒速6.25m。その人の12分間走が2800mだった場合、秒速3.89m。6.25÷3.89=1.61だから、69.8×1.61-59.8=52.6%が速筋である。

また、走タイムを記録することや簡単な測定器具で血液中の乳酸という物質を測定することでもある程度推測することができる。

ハードな全力運動をすると、血液中に乳酸という疲労物質がたまり、筋肉が動かなくなってしまうのであるが、筋肉の持久力が高い人はこれを除去する能力が高いことがわかっている。

この血液中の乳酸を測るために、以前は大掛かりな装置を必要としたが、最近では簡単に測ることが出来る機器が開発されている。

私が指導しことのあるトップジュニア選手は、運動直後の疲労困憊で動けない状態から、わずかな時間で完全に回復するのに対して、ある学生選手は、いつまでも数値が戻らず、くたびれた身体が長く続いてしまう。

これをリカバリー能力というが、全力運動のスピードもまずまずあり、なおかつリカバリー能力の高い人は、速筋のなかでも持久的な能力に優れている中間筋とよばれる筋のタイプが多いことが分かっている。

この筋のタイプを多く持つ選手が、タフな選手であり、テニス向きであると言うこともできる。

しかし、この能力を高めるためのトレーニングがもっとも過酷で、厳しいトレーニングである。

そういう覚悟がある人だけが取り組むべきトレーニングであるかもしれない。

あなたにはその覚悟がありますか?


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ジャーナル | 投稿者 大島コーチ 00:06 | コメント(0)| トラックバック(0)
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