2008年03月09日
トライ(1147)
総勢50名を超える春の合宿も好天に恵まれて無事に終了しました。
今回の合宿のテーマは「マッチ練習」です。
初日から参加した選手の中には20セット以上行った選手もいて、その中から「何か」をつかんでくれたら良いと思います。
合宿のミーティングではいろいろな話をしましたが、何よりも伝えたかったのは、「マッチ練習は練習だ」ということです。
練習は今より上達するために「トライ」することが大切です。
というよりも、「トライ」しない練習にはあまり意味はありませんし、そういうものは練習とは言いません。
強くなるための条件のひとつである「試合で練習と同じボールが打てる」は、「試合と同じような緊張感を持って練習する」ということとは違います。
試合という(緊張感の高い練習)形式の中で「トライ」することができるということです。
試合になると勝つことばかり考えて、「トライ」することを忘れてしまう選手も多いですが、それでは練習の「意味」はありません。
何度も「トライ」をして、何度も失敗を繰り返し、その中からより成功する確率の高い「トライ」を選択する能力が高まってきます。
「トライ」や「チャレンジ」は闇雲に突き進むというのとは違います。
失敗の中から成功の確率の高いショットを選択する能力を高めるということです。
そのために何よりも大切なことは(試合でも)「トライ」を「続ける」ことです。
そういう(マッチ)練習が「当たり前」になることです。
そして、(公式の)試合でも勇気をもって「トライ」することができる選手に成長することです。
今回の合宿で、そういう試合(練習)ができたかどうかを振り返ってみましょう。
「トライ」できたとはっきりということができる選手は、間違いなく成長しています。
その成長をこの春の大会で確認できるのを楽しみにしています。
春の暖かい日差しは、真冬の寒さになれた肌には少し刺激が強すぎましたね。
真っ赤になった顔や手足は「強さ」の証です。
自信を持って試合に臨んでください。
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