2007年06月07日
強くなりたいあなたに -8- (903)
強くなる法則 -8- 「本を読め」
感性を磨くとして、いったいどのような方法があるのだろう。
一番身近な方法としては本を読むことである。
私がどれくらいの本を読むのかというと、スポーツ・運動関係の専門誌を6誌、テニス専門誌を1誌、その他学会の関係雑誌を4誌ほど定期的に講読している。
それ以外には、コンピューター専門誌とDIY(日曜大工)の専門誌を1誌づつ半分趣味として購読している。
本は新刊、文庫を問わず、頻繁に本屋に足を運んだり、インターネット上の仮想書店での注文書を含め毎月かなりの冊数の本を購入し、読んでいる(自慢げにみえたらごめんなさい!)。
中には、そのような本という知識(?)に頼らずに自分の感性を磨く奴もいる。
私の友人に本誌のコラムや連載でもおなじみの松島徹(あえて敬称略)がいるが、彼とは同じ年ということで(とてもそうは見えない!私のほうが10歳は若く見えるぞ!)、懇意にテニスの話をしたりする。
彼は、自分のホームページに「本など読まない!」と書いているが、それを補う<行動力>を持っている(<行動力>を鍛える方法についてはいずれ述べる)。
まさに<体で学習する>タイプの人間なのだ。
ただし、並み大抵の行動力では学び得ること、感性を磨くことは到底不可能である。そこまでの労力を払い、貧乏生活を甘受できないのであれば、本を読むほうが実際的であると思う。
斎藤孝(「読書力」岩波新書)は、「読書とは単に情報の摂取のためにあるばかりではない。思考力を鍛え、人間を作るものだと。」明言し、「本は読まなければならない。」と断言している。
たしかに、自分自身の生き方を大きく左右するような本にめぐり合うこともあるので、できる限り本は読んだほうが良いとは思うが、勢子浩爾(「ぶざまな人生」洋泉社)がいうように、私も「本を読むバカを見すぎた」ので、本を読むことだけで人間の品格や、感性が磨かれるものでないことは承知している。ただ、実際的な方法としては大変有効であることはたしかだ。
なにも難しい本を額に汗して、無理して読む必要はない。マンガ本でも良いのである。
「なにっ!マンガだ!」と訝しく思った人もいるのではないだろうか。
「ちょっと待て!」、マンガ本を馬鹿にしてはいけない。そこにはとても深い示唆に富んだ、ひょっとしたらあなたの感性を揺さぶる場面に出くわすことになるかもしれないのだ。
私の愛読する<週間少年マガジン(講談社)>には「はじめの一歩」や「ゴッドハンド輝」など、実に素晴らしいマンガが連載されている。毎回感動し、涙することも多い。ここでは、2003年第7号より読者の皆さんに感動の内容をお伝えしたい。
感性を磨くとして、いったいどのような方法があるのだろう。
一番身近な方法としては本を読むことである。
私がどれくらいの本を読むのかというと、スポーツ・運動関係の専門誌を6誌、テニス専門誌を1誌、その他学会の関係雑誌を4誌ほど定期的に講読している。
それ以外には、コンピューター専門誌とDIY(日曜大工)の専門誌を1誌づつ半分趣味として購読している。
本は新刊、文庫を問わず、頻繁に本屋に足を運んだり、インターネット上の仮想書店での注文書を含め毎月かなりの冊数の本を購入し、読んでいる(自慢げにみえたらごめんなさい!)。
中には、そのような本という知識(?)に頼らずに自分の感性を磨く奴もいる。
私の友人に本誌のコラムや連載でもおなじみの松島徹(あえて敬称略)がいるが、彼とは同じ年ということで(とてもそうは見えない!私のほうが10歳は若く見えるぞ!)、懇意にテニスの話をしたりする。
彼は、自分のホームページに「本など読まない!」と書いているが、それを補う<行動力>を持っている(<行動力>を鍛える方法についてはいずれ述べる)。
まさに<体で学習する>タイプの人間なのだ。
ただし、並み大抵の行動力では学び得ること、感性を磨くことは到底不可能である。そこまでの労力を払い、貧乏生活を甘受できないのであれば、本を読むほうが実際的であると思う。
斎藤孝(「読書力」岩波新書)は、「読書とは単に情報の摂取のためにあるばかりではない。思考力を鍛え、人間を作るものだと。」明言し、「本は読まなければならない。」と断言している。
たしかに、自分自身の生き方を大きく左右するような本にめぐり合うこともあるので、できる限り本は読んだほうが良いとは思うが、勢子浩爾(「ぶざまな人生」洋泉社)がいうように、私も「本を読むバカを見すぎた」ので、本を読むことだけで人間の品格や、感性が磨かれるものでないことは承知している。ただ、実際的な方法としては大変有効であることはたしかだ。
なにも難しい本を額に汗して、無理して読む必要はない。マンガ本でも良いのである。
「なにっ!マンガだ!」と訝しく思った人もいるのではないだろうか。
「ちょっと待て!」、マンガ本を馬鹿にしてはいけない。そこにはとても深い示唆に富んだ、ひょっとしたらあなたの感性を揺さぶる場面に出くわすことになるかもしれないのだ。
私の愛読する<週間少年マガジン(講談社)>には「はじめの一歩」や「ゴッドハンド輝」など、実に素晴らしいマンガが連載されている。毎回感動し、涙することも多い。ここでは、2003年第7号より読者の皆さんに感動の内容をお伝えしたい。