2007年06月04日
共に戦う(900)
昨日から高岸知代プロがトレーニングに来てくれています。
プロの選手にトレーニングを指導するのは大変疲れます。
なぜなら、それを職業にしているなので、要求するレベルが高いからです。
成果が出なければ、それは直接、代価として評価されるのでちょっと怖いですね。
でも、だからこそ「真剣」にトレーニングをするし、それに応えるべく「真剣」に考えて指導します。
この「真剣勝負」は大変疲れますが、これが自分の気持ちをもっとも充実させる瞬間でもあります。
何ていえば良いのか分かりませんが、ある目標に向かって「共に戦う」意識とでもいうべきものが生まれます。
「戦友意識」と言えるかもしれません。
私は戦争を経験したわけではないので、大きなことは言えませんが、お互いの命を預けるくらいの信頼関係がなければ戦場を生き抜くことはむつかしいと思います。
大げさに言えば、そんな「感覚」を持って臨みます。
私はトレーニングのプログラムを考える時、そのトレーニングを積んでいけば、どう変わっていくのかということをイメージします。
プログラムを変えれば、当然イメージは少し変わります。
イメージを何度も何度も変えながら、最適なプログラムを探します。
そして、自分のイメージにもっともぴったりくるプログラムを探し出した時、イメージの中で選手は活き活きと動きだします。
この瞬間がトレーナーとして気持ちが高揚する時ですね。
今はそんな時間を過ごしています。
とても・・・・・幸せな時間です。
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