2007年06月19日
何が何でも(914)
今日のマッチ練習で、「勝つ意欲」の感じられない試合を2つ見ました。
試合後、感情の高ぶりを抑えて冷静にアドバイスを送りました(・・・つもり)。
子ども達は、「負けたくない」と一生懸命にやっています。
でも、「勝つ意欲」が感じられないとはどういうことでしょうか。
「勝つ」ためにしなければならないことを頭では理解できていると思いますが、「感情を伴って身体表現できていない」ということです。
人間はいろいろな性格があるので、どのように「表現」したら良いのかということは分かりません。
「静かな闘争心」が生に合う人もいれば、「熱い雄雄叫び」が気持ちを高める人もいるでしょう。
しかし、どんな表現であろうとも、
「ボールに対する執着心」が感じられない試合は意味がありません。
身体表現が乏しくても、どんなボールにも食らいつく姿勢が高ければ相手はそれに威圧されます。
「これ」が「勝つ」ためには「もっとも大切なこと」であることを忘れています。
だから、自分のペースが崩れます。
だから、ミスが続きます。
だから、感情が乱れて集中できません。
だから、負けることに対する恐怖が大きくなります。
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「ボールに対する執着心」が低いからです。
もう一度、こころに刻んでほしいと思います。「ボールに対する執着心」を持てと・・・。
私は「何が何でも」という言葉が好きです。
泥臭い(?)言葉ですが、決して後には引かない、どんなことにもくじけない、絶対にあきらめない、という強い意志が感じられる言葉だからです。
子ども達には「何が何でも」強くなってほしい。
そのためには自分のできることは「何が何でも」やりきろうと思っています。
この思いが子ども達に届けばいいな・・・と思います。
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