2007年06月13日
コミュニケーションの力(909)
昨日は何年か振りにOBの芙美が訪ねてきてくれました。
もう大学を卒業して社会人1年生らしいですが、月日の経つのは早いものです。
彼女はぱっと見るとテニスがうまそうには見えませんが(失礼!)、実はダブルスでインターハイベスト16の輝かしい実績を誇っています。
彼女の特徴というのは、いつでも、どんな時でも「ニコニコ」とパートナーと楽しそうに「コミュニケーション」をとることです。
本当はとっても泣き虫さんですが、試合ではまったくそんなことは思わせないで、キャーキャー言いながら試合を楽しむことができます。
ダブルスで、もっとも大切なことは、この「コミュニケーション」の能力だと思います。
そういう意味で、彼女はその才能に恵まれていたということではないでしょうか。
最近の子ども達のダブルスを見ていると、この能力が欠けているので、肝心な場面で力を発揮できないことが多いように思います。
「コミュニケーション」を辞書で調べると、「言葉による意志・思想などの伝達」と書いてあります。
言葉だけではなく、態度や雰囲気も含めて、お互いがうまく意思を伝え合うことができるのが「コミュニケーション」です。
ダブルスでは、この力がとても大きな力になることをよく理解してほしいと思います。
パートナーがミスをしたら励ましの言葉をかけ、笑顔で気持ちを高めることができ、ナイスショットにはこころから喜びを表し、お互いがお互いの気持ちを高めることを第一に考えて試合ができれば、きっと素晴らしい試合になります。
ダブルスにはシングルスにはない素晴らしい魅力があります。
それは、二人の選手が力をあわせて戦おうとする「コミュニケーションの力」を見ることができるからです。
そんな「力」を持って戦う姿が見たいものです。
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