2007年06月27日
メンテナンス(925)
昨日は久しぶりにお休みをもらって、たまっていた仕事を整理しました。
書類の整理や作成などもそれなりに大変でしたが、何よりもホームページのメンテナンスができたのが良かったと思います。
まあ、細かなところのメンテナンスなのでぱっと見て「何かが変わっている」とはっきり分かることはありませんが、管理する側から見るとシステムが安定したり、管理の手順などが統一されたりと、いろいろと使い勝手が良くなってとても安心感が高まります。
実はこういう一見なんでもないような所に気を配ることは、システムを安定稼動させるためには大変重要なことです。
テニスクラブの運営でも同じだと思います。はじめにシステムを作る時は、あれやこれやといろいろと考えてシュミレーションをして、ある程度納得いくものを作って満足しますが、すぐに細かな修正を余儀なくされます。
これは大変面倒です。せっかく苦労して作ったものを変えることは本当に面倒くさいものです。面倒くさいので、あまり効果もないだろうと放ってしまうと、これが後々大きな痛手になることがあります。
私は「変化ほど安定したものはない」という言葉が好きです。
それはより良いものを作るために、常に変化を求める気持ちを失っていない証だからです。
一度作ったものに満足して、それを恒久的に活用できるものなどほとんどありません。
もし、10年前に作ったカリキュラムやシステムをただの一度も修正していないのであれば、きっとそのシステムは上手く稼動していない可能性は高いと思います。
私のクラブは、毎年のようにシステムが変わります。子どもたちの顔ぶれが変わり、技術レベルが向上すれば、当然それに応じたシステムに作り変えなくてはなりません。
子ども達を指導している現場であれば、その変化は早く大きいものなので、常に次のステップや修正点を考えなくてはなりません。
ここでも細かなメンテナンスが強固なシステムを作ると信じています。
正直、面倒くさい、でもその繰り返しがより良い環境を作るという確信があれば行動できると思います。
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