2007年06月01日
理屈っぽい(897)
私は、よく「理屈っぽい」と言われることがあります。
これは、良いことなのかな?悪いことなのかな?と、ふと考えました。
「理屈」を辞書で調べると、「世の多くの人が当然とする考え方」と書いてあります。
ということは、多くの人が当然であると思うような「理由」を「ちゃんと述べることができる人」のことだと解釈することができます。
これは、きっと良いことですね。
私はもともと大学教員で研究の現場にいたので、「これでいいんだろうか?」とか、「これは、こういうことじゃないんかな?」というように、いつも疑問を投げかける「クセ」が身についています。
だから、自分のすべきことに関しては、ちゃんとした「理由付け」がなくては気が治まらない性質になったようです。
レッスンのカリキュラムも、合宿や遠征の計画も、何か行動を起こそうとする時には何度もシュミレーションをして、湧き出る疑問に対して、できる限り正当な理由を考え、自分自身で納得できれば計画し、行動する「パターン」が出来上がりました。
何か大きな行動を起こそうとする時には、それこそ一日中考えています。何日も考える時だってあります。
傍から見るとぼうっとしてるように見えますが、あれやこれやと思索を巡らせています。
私はこういう時間が好きですね。
行動を起こすのは「勇気」がいるものです。だから、「納得できる理由」を探さなくてはなりません。
最終的には「えいやっ!」と思い切るのですが、「そこ」に至るまでの「想定の過程」が大変大切です。
そう考えると、「理屈っぽい」は無謀な計画や行動を抑制し、できる限り計画や行動を有意義なものにするために有効に働く資質ではないでしょうか。
私はいつも「理屈」を考えます。子ども達の未来のため、自分の未来のため、できるだけ自分の力が有効に働くようにするための手段だからです。
でも、「理屈っぽい人」より「理論的な人」と言われる方が良いかな。
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2007年06月01日
強くなりたいあなたに -4- (896)
強くなる法則 -4- 「基本法則-7つの(K)④カン」
「カン」が働くということはどういうことだろうか。
直感で物事を判断する第六感の能力のことで、自分の気が広く張り巡らされて、なんとなく自分にとって有利に働く方向が察知できるということだ。
道に迷っても、あらぬ方向に行かなくてすむ人は「カン」に優れている人だ。
「カン」は勝負場面ではとても大切な能力である。このコースにサービスを打てばうまくいく、相手は必ずここにボレーを打ってくる、それを瞬時に判断している。
道に迷ったときでも、なにげに目印からのルートが頭にはいっているし、状況から東西南北を察知して方向を決定するなど、知識、経験的なものがベースにあるのだが、それだけでは判断が下せない場面でも、「カン」の鋭い人は、それがぴたりとはまる。
あなたも一度くらい、見知らぬ土地で地図も持たずに旅に出てみると良いかもしれない。そして、どれだけ無駄なく目的地につけるか自分の「カン」を試してみてはいかがだろうか。
私の経験をお話しする。またしてもウィンブルドンに観戦に行ったときの話しだ。
空港でレンタカーを借りて、ロンドン市内のホテルに向かったのだが、地図が大きな縮尺のものしかなく、ほとんど役に立たないという状況であった。
しかも、ロンドンは交差点が少なく(ラウンドアウトという代物だ!)、大きな一方通行が多かったりと、運転するにはとても大変なとこなのだ。
そうこうするうちに日が暮れてきて、このままではホテルに着くのは難しいかもしれないと思いはじめたころ、なにげにすっと左に曲がった目の前に目的のホテルがあった。
ロンドンは看板の規制があり、派手な看板がないので、よく眼を凝らさないとそこがホテルかどうかも良く分からない。
ましてや、英語がそれほど得意でもない日本人旅行者にとってはなおさらである。
でも、不思議と私には自信があった。そして、その通り無事に目的のホテルに着くことができた。
このような経験は一度や二度ではない。私の持っている能力である。「カン」だけに頼ることの危険性は無論承知しているが、土壇場で、自分の力を発揮できる人は、この能力に優れている場合が多いことを知っておいて損は無い。
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「カン」が働くということはどういうことだろうか。
直感で物事を判断する第六感の能力のことで、自分の気が広く張り巡らされて、なんとなく自分にとって有利に働く方向が察知できるということだ。
道に迷っても、あらぬ方向に行かなくてすむ人は「カン」に優れている人だ。
「カン」は勝負場面ではとても大切な能力である。このコースにサービスを打てばうまくいく、相手は必ずここにボレーを打ってくる、それを瞬時に判断している。
道に迷ったときでも、なにげに目印からのルートが頭にはいっているし、状況から東西南北を察知して方向を決定するなど、知識、経験的なものがベースにあるのだが、それだけでは判断が下せない場面でも、「カン」の鋭い人は、それがぴたりとはまる。
あなたも一度くらい、見知らぬ土地で地図も持たずに旅に出てみると良いかもしれない。そして、どれだけ無駄なく目的地につけるか自分の「カン」を試してみてはいかがだろうか。
私の経験をお話しする。またしてもウィンブルドンに観戦に行ったときの話しだ。
空港でレンタカーを借りて、ロンドン市内のホテルに向かったのだが、地図が大きな縮尺のものしかなく、ほとんど役に立たないという状況であった。
しかも、ロンドンは交差点が少なく(ラウンドアウトという代物だ!)、大きな一方通行が多かったりと、運転するにはとても大変なとこなのだ。
そうこうするうちに日が暮れてきて、このままではホテルに着くのは難しいかもしれないと思いはじめたころ、なにげにすっと左に曲がった目の前に目的のホテルがあった。
ロンドンは看板の規制があり、派手な看板がないので、よく眼を凝らさないとそこがホテルかどうかも良く分からない。
ましてや、英語がそれほど得意でもない日本人旅行者にとってはなおさらである。
でも、不思議と私には自信があった。そして、その通り無事に目的のホテルに着くことができた。
このような経験は一度や二度ではない。私の持っている能力である。「カン」だけに頼ることの危険性は無論承知しているが、土壇場で、自分の力を発揮できる人は、この能力に優れている場合が多いことを知っておいて損は無い。
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