2007年06月01日
強くなりたいあなたに -4- (896)
強くなる法則 -4- 「基本法則-7つの(K)④カン」
「カン」が働くということはどういうことだろうか。
直感で物事を判断する第六感の能力のことで、自分の気が広く張り巡らされて、なんとなく自分にとって有利に働く方向が察知できるということだ。
道に迷っても、あらぬ方向に行かなくてすむ人は「カン」に優れている人だ。
「カン」は勝負場面ではとても大切な能力である。このコースにサービスを打てばうまくいく、相手は必ずここにボレーを打ってくる、それを瞬時に判断している。
道に迷ったときでも、なにげに目印からのルートが頭にはいっているし、状況から東西南北を察知して方向を決定するなど、知識、経験的なものがベースにあるのだが、それだけでは判断が下せない場面でも、「カン」の鋭い人は、それがぴたりとはまる。
あなたも一度くらい、見知らぬ土地で地図も持たずに旅に出てみると良いかもしれない。そして、どれだけ無駄なく目的地につけるか自分の「カン」を試してみてはいかがだろうか。
私の経験をお話しする。またしてもウィンブルドンに観戦に行ったときの話しだ。
空港でレンタカーを借りて、ロンドン市内のホテルに向かったのだが、地図が大きな縮尺のものしかなく、ほとんど役に立たないという状況であった。
しかも、ロンドンは交差点が少なく(ラウンドアウトという代物だ!)、大きな一方通行が多かったりと、運転するにはとても大変なとこなのだ。
そうこうするうちに日が暮れてきて、このままではホテルに着くのは難しいかもしれないと思いはじめたころ、なにげにすっと左に曲がった目の前に目的のホテルがあった。
ロンドンは看板の規制があり、派手な看板がないので、よく眼を凝らさないとそこがホテルかどうかも良く分からない。
ましてや、英語がそれほど得意でもない日本人旅行者にとってはなおさらである。
でも、不思議と私には自信があった。そして、その通り無事に目的のホテルに着くことができた。
このような経験は一度や二度ではない。私の持っている能力である。「カン」だけに頼ることの危険性は無論承知しているが、土壇場で、自分の力を発揮できる人は、この能力に優れている場合が多いことを知っておいて損は無い。
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「カン」が働くということはどういうことだろうか。
直感で物事を判断する第六感の能力のことで、自分の気が広く張り巡らされて、なんとなく自分にとって有利に働く方向が察知できるということだ。
道に迷っても、あらぬ方向に行かなくてすむ人は「カン」に優れている人だ。
「カン」は勝負場面ではとても大切な能力である。このコースにサービスを打てばうまくいく、相手は必ずここにボレーを打ってくる、それを瞬時に判断している。
道に迷ったときでも、なにげに目印からのルートが頭にはいっているし、状況から東西南北を察知して方向を決定するなど、知識、経験的なものがベースにあるのだが、それだけでは判断が下せない場面でも、「カン」の鋭い人は、それがぴたりとはまる。
あなたも一度くらい、見知らぬ土地で地図も持たずに旅に出てみると良いかもしれない。そして、どれだけ無駄なく目的地につけるか自分の「カン」を試してみてはいかがだろうか。
私の経験をお話しする。またしてもウィンブルドンに観戦に行ったときの話しだ。
空港でレンタカーを借りて、ロンドン市内のホテルに向かったのだが、地図が大きな縮尺のものしかなく、ほとんど役に立たないという状況であった。
しかも、ロンドンは交差点が少なく(ラウンドアウトという代物だ!)、大きな一方通行が多かったりと、運転するにはとても大変なとこなのだ。
そうこうするうちに日が暮れてきて、このままではホテルに着くのは難しいかもしれないと思いはじめたころ、なにげにすっと左に曲がった目の前に目的のホテルがあった。
ロンドンは看板の規制があり、派手な看板がないので、よく眼を凝らさないとそこがホテルかどうかも良く分からない。
ましてや、英語がそれほど得意でもない日本人旅行者にとってはなおさらである。
でも、不思議と私には自信があった。そして、その通り無事に目的のホテルに着くことができた。
このような経験は一度や二度ではない。私の持っている能力である。「カン」だけに頼ることの危険性は無論承知しているが、土壇場で、自分の力を発揮できる人は、この能力に優れている場合が多いことを知っておいて損は無い。
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