2008年02月24日
プロフェッショナルとは(1132)
プロフェッショナルとは何か、ということをよく考えます。
私が考えるプロフェッショナルとは、今自分ができることに対して隙を作らずに対応できる人で、自分のすべきことに365日、24時間打ち込むことができる人だと思います。
常にそのことを考えることが当たり前だという感覚が大切で、そういう感覚を持っていれは別に苦労だとか努力だとか言う言葉は必要ないですね。
以前、「ただプライドを持って取り組む」というタイトルで、
「チャンピオンになれないという事実は否応なくそこにはあります(もちろんそうなることもあります)。
そんなはずはない、そんなはずはない、と言い続けて、それを否定し続けているうちに希望が薄くなっていることは感じるはずです。
それが、テニスが何となく楽しくないという感覚につながっていくのではないでしょうか。
しかし、その事実を認めてもなお、プライドを持って練習に取り組むことができる人がいるのも事実です。
その人たちは、事実を受け入れ、そしてその先にある人間の本当のプライドに気づき、何をもってしても崩されない自己が確立されているのです。
そうなったとき、あなたは本当に輝くのではないのですか?
何ものにも捉われず、ただテニスに取り組んでいく、そんな姿の中に人間の本当のプライドが見えてくると信じます。
なんか難しいことを書いているようですが、強くなるために、ただプライドを持って取り組むことがとても大切だと思います。」
ということを書きました。
これはチャンピオンを目指す選手にだけ言うのではなく、指導するコーチにも大切なものの考え方です。
どんなに情熱にあふれるコーチであっても時々は迷うこともあるでしょう。
自分のやっていることに自信がなくなったり、意味を見いだせなくなることもあるかもしれません。
プロフェッショナルというのは、まったくそういう迷いがないというのではなく、そういう状態になっても(自分の意志の力で)取り組みを決してあきらめずにやり続ける人のことです。
求める気持ちや欲望に捉われずに「ただ取り組み続ける強さ」を持った人だと言っても良いかもしれません。
私もまだまだ迷ったり、心が折れそうになる時もありますが、そんな「強さ」を求めながらこの仕事をやっていきたいと思っています。
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