2007年05月25日
真剣勝負(888)
私はジュニアの指導を始めて10年が過ぎました。
実際には、それ以前にも「なんとなく」教えたことはありましたが、自分がテニスコーチという「職業」として、「プロ」として教え初めて10年が経ったということです。
「ここ」に至るまでにはいろいろなことがありました。挫折しそうになるときも当然ありました。
そんな時ほど「真剣勝負」で挑んできたように思います。
もう「前に進むしかない!」と無理やり自分を追い込んだという感じですね。
実に「体育会系」(?)的な考え方で、今時の子ども達にはあまり理解できないかもしれません。
「真剣勝負」は怖いものです。だから「真剣」に「勝負」します。
怖くなって逃げ出したくなる時もありますが、そういう気持ちが大きいと必ず負けます。「勝負」とはそんなものです。
子ども達にはいつも「真剣勝負」してほしいし、そういう選手に成長してほしいと思っています。
だから、私は今も「真剣勝負」です。子ども達との「戦い」でもあるからです。
自分に隙があれば負ける、そんな「勝負」です。子ども達にとっては、ちょっとうっとうしい相手ですね。
その「勝負」には、勝敗はないかもしれません。お互いが「真剣」に「勝負」して、ともに大きく成長できるような関係が築けた時、きっとどちらも「勝者」です。
そのためには「いつでも真剣勝負」、これを絶対に忘れないで進んでいこうと思います。
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