2011年09月26日
自分の可能性を信じる(2283)
鳥取の高校生の指導に行ってきました。
鳥取には縁があって、ジュニアの指導や高校生の指導は、今回で3回目です。
先生方の情熱も感じるし、冬、雪で閉ざされる環境にもめげない強さも感じます。
そういう「気概」に触れると、こちらもやる気が高まりますね。
今回は一日の講習で、7時間のトレーニングと練習です。
本来なら、クタクタですが、今回は余力がありますね。
人間とは不思議なもので、ある程度は気の力で体力も左右されます。
ちょっとした考え方や意識で、発揮されるパフォーマンスは大きく変わります。
そこが、ロボットとは大きく違うところです。
私は、トレーニングやコーチングの講義をしますが、はじめに話すのは『ここ』です。
「人を扱う」という意識がなければ、相手をロボットだと思って接してしまうと、大きなミスをしてしまいます。
相手が人間なので、感情的なもの、思想的なもの、いろいろな条件があって、より良い関係を結んでパフォーマンスを向上させることはむつかしいことです。
だからこそ、それを乗り越えることに喜びを見出すような感覚が必要ですね。
今回の指導は、その感覚が強い、だから頑張りもきく、といったところです。
でも、ちょっとだけ気になることがあります。
みんな「やる気」はあります。
でも、まだ「自分の可能性」を信じていません。
テニスをすることは「好き」かもしれません。
でも、テニスを「心から好き」になってはいません。
それを変えることができた時、間違いなく成長します。
そのためには、
・テニスに対する興味や関心を深めること
・絶対に負けたくない相手や目標を見つけること
この「絶対に」という「思い」が、強くなるためには何よりも大切です。
とても良い資質に恵まれている子がいます。
思わず、教えたくなります。
でも、まずは「自分で道を作る」ことが必要です。
そんなことも話しました。
初めて会う子ばかりなので、どれくらい伝わったのかは分かりません。
でも、大切な事を心を込めて話しました。
次に会う時に、大きく成長してくれていると嬉しく思います。
講習会場の米子から、松江に向かう途中で、大山がくっきりと浮かび上がる情景を観ました。
とても良い気持ちになります。
何かいいことが起きそうな気がします。
鳥取の高校生!がんばれよ!
また会えるのを楽しみにしています。
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