2009年04月03日
ほんの少しの違い(1585)
新しく携帯を買い換えました。
携帯は、どれも同じような機能で、ボタンなどの配列もほとんど変わらないので、買い替える必要はないと思うかもしれません。
デザインに飽きた、という理由であれば買い替えも納得できますが、機能に不満となると買い替えの理由としては弱いように思います。
でも、ほんの少しの使い勝手が大きなストレスになります。
携帯を買い換えた理由は、今まで使っていた携帯の使い勝手に対するストレスが大きかったからです。
今回の携帯は、自分の思うような使い勝手に近く、ほしかった機能も付いているので、ストレスは大きく減りました。
ほんのちょっとの違いで、これだけ感じ方が違うということは、それだけ携帯を利用する頻度が高いということなので、それはそれで問題だとは思いますが、とりあえすストレスが小さくなったことは喜ばしいことであると思います。
スポーツの指導でも、こうした些細な感覚の違いというのはとても大切です。
グリップがほんの少し変わっただけでも大きな違和感を感じるので、グリップテープの位置にこだわる人もいます。
プロゴルファーのジャンボ尾崎選手が練習中にしっくりとくるグリップを見つけたので、それを忘れないようにガムテープでぐるぐる巻きにして何日か過ごしたというエピソードを聞いたことがあります。
往年の世界ナンバーワン選手であるイワン・レンドル選手は、何十本、何百本もあるラケットから気に入ったラケットを見つけ出すのに相当の時間を掛けたそうです。
一見すると何も変わりがないように見えて、実は感覚は大きく変わっている、そして、それが大きくパフォーマンスに影響するということです。
私たちコーチの仕事は、その些細な違いを見つけ、それが大きくパフォーマンスを向上するように修正していくことです。
携帯を買い換えるようにはうまくいきませんが、これからも小さな違いを見つけ出し、より良く変わることができるような方法を探していこうと思います。
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