2009年04月24日
書く訓練(1606)
毎日のブログ更新を昨年の1月から始めて、1年と4カ月ほど経ちました。
毎日更新するのは結構大変です。
そんな時は、同期のコーチや海外で頑張ってるコーチのブログなどを見て奮起します。
文章がスラスラ浮かんでくる時もありますが、そうでない時は少し重い気持ちなったりします。
でも、教えてる子どもたちに、
「目標を決めて、続けることが一番大事!」
と言っているので、「そのための指標となるよう」にという気持ちで書いています。
自分の気持ちが揺らがないためには、こうした「書く訓練」は大切だと思っています。
特に寮生にはこうした訓練をしっかりやってほしいと思っています。
寮生は、毎日、練習のレポートを私に送らなければなりません。
ブログの更新も定期的にするように勧めています。
何故、寮生にブログを書かせるのかというと、ひとつは離れて暮らす両親に近況を知らせるということです。
子どもたちはそう感じていないかもしれませんが、離れて暮らすご両親は大変寂しい思いをしています。
きっと子どもたちの様子を気にかけていると思うので、それを知らせてあげるというのは大切なコミュニケーションだと思います。
それと、書くということは「自己表現」のひとつだと考えるからです。
今どきの子は、人とうまく話せないと言われます。
「メールはするけど、話はできない、これは一種の現代病だ」
と言う人もいます。
そう感じることも多いですね。
人とのコミュニケーションがうまくできない理由の一つは、言葉を知らない、うまく使えない、ということが挙げられると思います。
実際に子どもたちの文章を読むと、ん~と首をかしげたくなるようなこともあります。
でも、毎日書くということを訓練してくると、何となく表現がうまくなってくるような気はします。
そして、こうした訓練を続けていくことで、大学入試の小論文にも役立ちます。
私の願いは、子どもたちが大学に入っても、高い意識を持って練習してくれることです。
そのために良い指導者がいる大学を選んで進学のサポートをしています。
大学の推薦入試では、論文の良し悪しは大変大切な評価になります。
そのための訓練だと思ってやっています。
もちろん、私とのコミュニケーションの意味もあります。
一番初めに入寮してきた子のレポートは、600通ぐらいになりました。
それに対する私の返信は、途中ちょっと返信をサボっていた時期があったので、300通弱です。
今は、ほぼ毎回返信をします。
朝起きて、子どもたちを送り出すまでの間に返信をするのが習慣になっています。
正直、面倒くさいと思うこともあります。
子どもたちもそう思っているかもしれません。
でも、「書く訓練」は自分を磨くためにとても大切、そんな気持ちを持ってもらうために続けていきます。
きっと、それが私の宝物になっていきます。
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