2007年10月18日
ATF韓国遠征4日目(1027)
本日行われたコンソレーションの1試合目はすべて第1試合に組まれました。
大変肌寒く、動きも硬さが見られましたが、それぞれに課題を意識しながら試合に臨むことができたと思います。
ただ、大会も終盤になると選手のモチベーションは下がり、中途半端な気持ちで戦う選手もいて、その行動に感情を乱す場面が見られました。
スポーツでは、ストレスも大きく、感情的になることも多いですが、それをどうコントロールするのかは大切な課題です。
そういう意味では、この大会を通して訓練する機会を与えてもらったということです。
また、今回の遠征に参加した選手諸君が、それだけ真剣に勝負している証なので、それを高く評価したいと思います。
1試合目の結果は、
将司 5-8 韓国
和典 8-3 韓国
ゆり子 8-2 韓国
更紗 4-8 韓国
美希 4-8 韓国
です。
和典とゆり子は、今大会初勝利です。
勝てないときはいろいろと思い悩むこともありますが、それが成長のステップになります。
そして、そのような苦しい思いの中で勝利する喜びは大きいですね。
それを「自信」につなげてゆければ良いと思います。
今日は、明日帰国するので、2試合が組まれました。
2試合目の結果は、
将司 8-5 タイ
和典 8-9(7) 香港
ゆり子 2-8 韓国
更紗 8-1 シンガポール
美希 3-8 韓国
です。
今大会のすべての試合が終了し、順位が決定しました。
将司 27位
和典 30位
ゆり子 30位
更紗 23位
美希 28位
です。
同年齢のカテゴリーの大会でのこの成績に満足するものではありませんが、対戦する選手のストロークのレベルが低いと見えてこない弱点がはっきりと見えてきます。
これが海外や高いレベルの大会に参加することのもっとも重要なことであり、そうした経験を通して「このレベルで戦いたい」という意欲の向上につなげていくことが大切です。
今大会を通して、いろいろな課題が見つかりました。
コミュニケーションの能力が足りないことや「戦う」という基本的なものの考え方や姿勢が身についていないと感じることも多いです。
特にコート上で自己表現できなかったり、ボールに対する執着心が感じられないときには、とても残念な気持ちになります。
自分の「可能性」にチャレンジしていないように思うからです。
不安や恐怖は誰もが感じています
それを振り払って進もうとするものだけにチャンスは来ます。
そういう気持ちをいつも持って戦ってほしいと思います。
もちろん、技術的な課題もたくさんあります。
特にサービス力を高めなくてはなりません。
これが弱いが故にリズムを崩し、自分のテニスができないことが多々ありました。
早急に改善しなければならない課題です。
他には、クロスコートへのコントロールが甘かったり、切り返しのボールが弱かったりして攻め込まれる場面が何度もありました。
ラリー戦からウィナーをとって主導権をとるには、この技術の強化を欠かすことはできません。
練習では何度も繰り返して行っているつもりですが、精度が今ひとつだということです。
強い選手の技術レベルを見て、イメージはつかんだと思います。
それを体現できるまで何度も何度も繰り返して練習を積むしかありません。
努力する才能があるかどうかが鍵になりますね。
また、トレーニングが習慣化されていないのが気になります。
クラブに来た時だけ、言われるから仕方なしに行なっているトレーニングで強くなれるほど甘い世界ではありません。
「自分のために、自分のすべきことを当たり前のようにする」ことができる「自立した」選手になっていかなくてはないません。
まだまだそういう考え方が十分に身についているとは言い難いですね。
強くなりたければこれが「根幹」になくてはならないという自覚を持ってほしいと思います。
いろいろと苦言も呈しましたが、子ども達は強くなろうとして懸命に努力しています。
しかし、より強い「思い」がなくては「この世界」で戦っていくことは難しいのです。
自分の可能性を信じ、ひたむきに「それ」に向かって突き進むエネルギーを持っていることを信じたいと思います
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大変肌寒く、動きも硬さが見られましたが、それぞれに課題を意識しながら試合に臨むことができたと思います。
ただ、大会も終盤になると選手のモチベーションは下がり、中途半端な気持ちで戦う選手もいて、その行動に感情を乱す場面が見られました。
スポーツでは、ストレスも大きく、感情的になることも多いですが、それをどうコントロールするのかは大切な課題です。
そういう意味では、この大会を通して訓練する機会を与えてもらったということです。
また、今回の遠征に参加した選手諸君が、それだけ真剣に勝負している証なので、それを高く評価したいと思います。
1試合目の結果は、
将司 5-8 韓国
和典 8-3 韓国
ゆり子 8-2 韓国
更紗 4-8 韓国
美希 4-8 韓国
です。
和典とゆり子は、今大会初勝利です。
勝てないときはいろいろと思い悩むこともありますが、それが成長のステップになります。
そして、そのような苦しい思いの中で勝利する喜びは大きいですね。
それを「自信」につなげてゆければ良いと思います。
今日は、明日帰国するので、2試合が組まれました。
2試合目の結果は、
将司 8-5 タイ
和典 8-9(7) 香港
ゆり子 2-8 韓国
更紗 8-1 シンガポール
美希 3-8 韓国
です。
今大会のすべての試合が終了し、順位が決定しました。
将司 27位
和典 30位
ゆり子 30位
更紗 23位
美希 28位
です。
同年齢のカテゴリーの大会でのこの成績に満足するものではありませんが、対戦する選手のストロークのレベルが低いと見えてこない弱点がはっきりと見えてきます。
これが海外や高いレベルの大会に参加することのもっとも重要なことであり、そうした経験を通して「このレベルで戦いたい」という意欲の向上につなげていくことが大切です。
今大会を通して、いろいろな課題が見つかりました。
コミュニケーションの能力が足りないことや「戦う」という基本的なものの考え方や姿勢が身についていないと感じることも多いです。
特にコート上で自己表現できなかったり、ボールに対する執着心が感じられないときには、とても残念な気持ちになります。
自分の「可能性」にチャレンジしていないように思うからです。
不安や恐怖は誰もが感じています
それを振り払って進もうとするものだけにチャンスは来ます。
そういう気持ちをいつも持って戦ってほしいと思います。
もちろん、技術的な課題もたくさんあります。
特にサービス力を高めなくてはなりません。
これが弱いが故にリズムを崩し、自分のテニスができないことが多々ありました。
早急に改善しなければならない課題です。
他には、クロスコートへのコントロールが甘かったり、切り返しのボールが弱かったりして攻め込まれる場面が何度もありました。
ラリー戦からウィナーをとって主導権をとるには、この技術の強化を欠かすことはできません。
練習では何度も繰り返して行っているつもりですが、精度が今ひとつだということです。
強い選手の技術レベルを見て、イメージはつかんだと思います。
それを体現できるまで何度も何度も繰り返して練習を積むしかありません。
努力する才能があるかどうかが鍵になりますね。
また、トレーニングが習慣化されていないのが気になります。
クラブに来た時だけ、言われるから仕方なしに行なっているトレーニングで強くなれるほど甘い世界ではありません。
「自分のために、自分のすべきことを当たり前のようにする」ことができる「自立した」選手になっていかなくてはないません。
まだまだそういう考え方が十分に身についているとは言い難いですね。
強くなりたければこれが「根幹」になくてはならないという自覚を持ってほしいと思います。
いろいろと苦言も呈しましたが、子ども達は強くなろうとして懸命に努力しています。
しかし、より強い「思い」がなくては「この世界」で戦っていくことは難しいのです。
自分の可能性を信じ、ひたむきに「それ」に向かって突き進むエネルギーを持っていることを信じたいと思います
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