2007年10月15日
ATF韓国遠征初日(1024)
大会初日です。会場はホテルから車で5分くらいのところにあり、コートの状態も良く、大変良い雰囲気の中で大会が開催されます。
昨日は移動に時間がかかり、予定していた練習ができませんでしたので、慣れないコートやボールで「大丈夫かなあ」と、少し心配でしたが、朝の練習を見る限り、調子は良さそうです。ドローも決まりました。
男子は、将司が第1シード、和典が第2シードとの対戦という厳しいドローですが、昨日のミーティングで言ったように、自分が何を「トライ」するのかが大切で、どういう戦い方ができるのかを楽しみにしたいと思います。
女子は、美希と更紗が韓国の選手と、ゆり子が香港の選手と対戦します。
相手の情報はありませんが、全体的に日本人よりも体格的に優れている選手が多く、ハードヒットする選手が多いようです。
誰と対戦するにせよ、男子と同じく、自分のするべきことをしっかりと意識して、高い集中力を持って臨んでほしいと思います。
朝はもやがかかり、肌寒さを感じましたが、10時を過ぎて日差しが戻り、快適なコンディションになってきました。アップも入念にやっているようです。持っている力が十分に発揮されることを祈ります。
第2シードの香港の選手と対戦した和典は、長身から打たれる速いボールにうまく対応しましたが、サービスの確率が悪く、セカンドサービスを打ち込まれたり、ダブルフォールトを繰り返してリズムがつかめず、また自分が攻撃的なショットを打てる場面でのミスが多く、1-6、1-6のスコアで敗退しました。
相手の攻撃を封じるとともに、自分の攻撃のリズムが高まるようにファーストサービスを工夫しなければなりません。
また、前に攻撃をするという意識を持って強いショット打つようにしないと、簡単にリターンされ、せっかくのチャンスを上手く活かせません。課題にしっかりと取り組んでほしいと思います。
第1シードと対戦した将司は、ガッツあふれるプレーで食い下がりましたが、相手の多彩なショットに翻弄され、2-6、1-6で敗れました。
ショットの威力はまあまあですが、攻撃が単調になりやすいのと、サービスからの攻撃が弱いのが気になります。
ネットでの攻撃や配球を考えて、攻撃のパターンを増やしていかなければなりません。
更紗は韓国の選手と対戦しました。相手選手の強いボールに対応できず、同じようなミスを繰り返して、1-6、1-6で敗退しました。
思い切って攻撃的なショットを打つこと、そのためには腕を振り切ることを意識して、強い気持ちでスイングしなければなりません。
試合後の感想を聞いた後、「相手選手と自分は何が違うのか」と聞いたところ、「覇気」と答えました。
多くの日本人選手がそうであるように、相手と戦う「根本的な精神力」が備わっていないと思います。
それを身に付けるのは大変難しいことですが、それに挑まない限り強くはなれないことを強く意識してほしいと思います。
ゆり子は、香港の選手との対戦でした。前半は、相手のダブルフォールトやイージーミスに助けられて、リードしましたが、相手のリズムが良くなって、粘り強いストロークができるようになってくると攻撃のショットにミスが目立ち始め、競り合いの中でそのポイントが大きく響き、4-6、3-6で惜敗しました。
攻撃的なショットを打とうとする姿勢は見られましたが、まだまだ思い切りが悪く、ショットの伸びを欠いてネットミスが多いのが気になります。
それと、良いショットを打った後のプレーに積極性がなく、強いショットを打ち込むことだけに終わっています。
攻撃の連続性と判断力は強くなるためには絶対に必要なことなので、身に付けるように努力してほしいと思います。
美希の対戦相手は韓国の選手でした。時折簡単なミスをしますが、思い切って打つショットには威力があります。
そのショットに対する対応ができず、ラリーでの応戦に持ち込めずに1-6、2-6で敗れました。
美希はストロークの技術を改善する必要があります。ボールに対する反応は良いので、ストローク動作をドライブボールが打てるように矯正し、素早いスイングでもミスの少ないストロークを手に入れなければなりません。
そのためには自分が目指すスイング動作をイメージして、繰り返し練習するしか方法はありません。
忍耐強い努力を期待します。
今日のシングルスでは、全員が敗退しました。
この結果は謙虚に受け止めなければなりません。
しかし、いくつか「トライ」できたこともあるので、それを続けて成長してほしいと思います。
こうして海外にでて試合をし、負けることで確認するのは「自分の弱さ」です。
これが大切な「経験」になります。
この「経験」を次のステップに活かすことができるのかどうかは、自分がどれだけ強くなりたいのかどうかという「思い」の強さです。
みんながその「強さ」を持っていると信じます。
シングルスは敗退しましたが、明日からはコンソレーションを戦います。
自分の課題を再確認して、強い気持ちでチャレンジしてほしいと思います。
また、ダブルスも始まります。ここでも思い切ったプレーで、これからの可能性を感じるような試合をしてほしいと思います。
夕方の風は、かなり肌寒く、秋の深まりを感じます。それを忘れるくらいの熱い戦いを期待します。
そうそう、試合中に公道を走る戦車を見ました。さすがは韓国ですね。いろいろな発見があるといいなあと思います。
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昨日は移動に時間がかかり、予定していた練習ができませんでしたので、慣れないコートやボールで「大丈夫かなあ」と、少し心配でしたが、朝の練習を見る限り、調子は良さそうです。ドローも決まりました。
男子は、将司が第1シード、和典が第2シードとの対戦という厳しいドローですが、昨日のミーティングで言ったように、自分が何を「トライ」するのかが大切で、どういう戦い方ができるのかを楽しみにしたいと思います。
女子は、美希と更紗が韓国の選手と、ゆり子が香港の選手と対戦します。
相手の情報はありませんが、全体的に日本人よりも体格的に優れている選手が多く、ハードヒットする選手が多いようです。
誰と対戦するにせよ、男子と同じく、自分のするべきことをしっかりと意識して、高い集中力を持って臨んでほしいと思います。
朝はもやがかかり、肌寒さを感じましたが、10時を過ぎて日差しが戻り、快適なコンディションになってきました。アップも入念にやっているようです。持っている力が十分に発揮されることを祈ります。
第2シードの香港の選手と対戦した和典は、長身から打たれる速いボールにうまく対応しましたが、サービスの確率が悪く、セカンドサービスを打ち込まれたり、ダブルフォールトを繰り返してリズムがつかめず、また自分が攻撃的なショットを打てる場面でのミスが多く、1-6、1-6のスコアで敗退しました。
相手の攻撃を封じるとともに、自分の攻撃のリズムが高まるようにファーストサービスを工夫しなければなりません。
また、前に攻撃をするという意識を持って強いショット打つようにしないと、簡単にリターンされ、せっかくのチャンスを上手く活かせません。課題にしっかりと取り組んでほしいと思います。
第1シードと対戦した将司は、ガッツあふれるプレーで食い下がりましたが、相手の多彩なショットに翻弄され、2-6、1-6で敗れました。
ショットの威力はまあまあですが、攻撃が単調になりやすいのと、サービスからの攻撃が弱いのが気になります。
ネットでの攻撃や配球を考えて、攻撃のパターンを増やしていかなければなりません。
更紗は韓国の選手と対戦しました。相手選手の強いボールに対応できず、同じようなミスを繰り返して、1-6、1-6で敗退しました。
思い切って攻撃的なショットを打つこと、そのためには腕を振り切ることを意識して、強い気持ちでスイングしなければなりません。
試合後の感想を聞いた後、「相手選手と自分は何が違うのか」と聞いたところ、「覇気」と答えました。
多くの日本人選手がそうであるように、相手と戦う「根本的な精神力」が備わっていないと思います。
それを身に付けるのは大変難しいことですが、それに挑まない限り強くはなれないことを強く意識してほしいと思います。
ゆり子は、香港の選手との対戦でした。前半は、相手のダブルフォールトやイージーミスに助けられて、リードしましたが、相手のリズムが良くなって、粘り強いストロークができるようになってくると攻撃のショットにミスが目立ち始め、競り合いの中でそのポイントが大きく響き、4-6、3-6で惜敗しました。
攻撃的なショットを打とうとする姿勢は見られましたが、まだまだ思い切りが悪く、ショットの伸びを欠いてネットミスが多いのが気になります。
それと、良いショットを打った後のプレーに積極性がなく、強いショットを打ち込むことだけに終わっています。
攻撃の連続性と判断力は強くなるためには絶対に必要なことなので、身に付けるように努力してほしいと思います。
美希の対戦相手は韓国の選手でした。時折簡単なミスをしますが、思い切って打つショットには威力があります。
そのショットに対する対応ができず、ラリーでの応戦に持ち込めずに1-6、2-6で敗れました。
美希はストロークの技術を改善する必要があります。ボールに対する反応は良いので、ストローク動作をドライブボールが打てるように矯正し、素早いスイングでもミスの少ないストロークを手に入れなければなりません。
そのためには自分が目指すスイング動作をイメージして、繰り返し練習するしか方法はありません。
忍耐強い努力を期待します。
今日のシングルスでは、全員が敗退しました。
この結果は謙虚に受け止めなければなりません。
しかし、いくつか「トライ」できたこともあるので、それを続けて成長してほしいと思います。
こうして海外にでて試合をし、負けることで確認するのは「自分の弱さ」です。
これが大切な「経験」になります。
この「経験」を次のステップに活かすことができるのかどうかは、自分がどれだけ強くなりたいのかどうかという「思い」の強さです。
みんながその「強さ」を持っていると信じます。
シングルスは敗退しましたが、明日からはコンソレーションを戦います。
自分の課題を再確認して、強い気持ちでチャレンジしてほしいと思います。
また、ダブルスも始まります。ここでも思い切ったプレーで、これからの可能性を感じるような試合をしてほしいと思います。
夕方の風は、かなり肌寒く、秋の深まりを感じます。それを忘れるくらいの熱い戦いを期待します。
そうそう、試合中に公道を走る戦車を見ました。さすがは韓国ですね。いろいろな発見があるといいなあと思います。
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