2009年04月01日
教えると下手になる(1583)
ある知り合いのコーチが、
「教えると下手になる気がする」
と言っていました。
実感として、とても良く分かります。
指導することに自信満々のコーチもいます。
でも、私はそうではありません。
テニスの実績も大したことはありません。
指導の成果もそれほどのものではありません。
だから、何とか自信をつけるために、多くの経験を積み、たくさんの知識を身につけ、優れたコーチに話を聞いてきました。
それでもなかなか自信は持てるものではありません。
子どもたちが強くなるためにいろいろと考えます。
考えて、考えて、こうすればいいだろうと、それなりの答えを持って教えます。
でも、それが正しいのかどうか分かりません。
「情熱を持って教えることが一番大切だよ。」
と言われて少しほっとします。
でも、そうではなく、教えていることが子どもたちにとってマイナスになっているのではないのか、と不安になることがあります。
実際にそういうケースもあると思います。
自分の感覚を押しつけているだけなのかもしれません。
子どもたちは、そう思っているわけではないのに、コーチに言われたからやむを得ずそうしているのかもしれません。
よく分かりません。
確かに教えると下手になることはあるかもしれません。
でも、何とかその確率を低くするために、いろいろ考えること、それを忘れないことが大切だと思います。
テニスのコーチを続ける限り、ずっと考え続けます。
教えるとうまくなる子どもが増えるように・・・。
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