2008年10月30日
全力を出す(1469)
全身が・・・筋肉痛です。
なぜか?というと、昨日は愛工大名電高校のトレーニング指導の日でしたが、その指導の合間に(さぼって?)何人か集まってきていたOB連中のために200球ほどノックをしたからです。
はるか以前は、冬の強化練習期間の時に臨時ノッカーとして働いたり、名大野球部のコーチをしていた時は一日中ノックをしたこともありましたが、最近はまったくやっていなかったので全身の筋肉が悲鳴を上げている状態です。
毎日のようにテニスでボール出しをしているので、それくらいのこと平気だとも思われるかもしれませんが、野球は身体に対する負荷がはるかに大きいですね。
だから彼らは常に「全力でする」、とうことを当たり前のようにやっています。
というよりも、そうしないと怪我をしたり、対応できなかったりするんですね。
練習そのものはテニスの方が厳しいです。
昨日のノックでも、200球打ったとして、ノッカーは大変疲れますが、受けるほうはせいぜい40級~50球くらいの捕球です。
テニスでは、走り回って何百球も打つので、比べれば練習の辛さは上だと思います。
でも、テニスは「全力を出しきる」、ということが訓練できていないように感じます。
野球の練習ではせいぜい50球くらいの捕球でも、全力で走り、全力で捕り、全力で投げる、ということを繰り返すと、それだけで汗だくになります。
テニスでは、それだけの力を出し切ると、長時間の繰り返しの練習には耐えられないということはありますが、それでもできるだけ「全力」に近いところで力を出し切ることができる選手が大きく成長していくと思います。
昨日のマッチ練習では、「強さ」を感じられない試合を見ました。
一生懸命にやっているとは思います。
でも、「全」ての、「力」を、出し切ることを訓練していかなくてはなりません。
そんな「思い」を持って今日の練習をやっていこうと思います。
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