2008年10月27日
動的平衡(1466)
今読んでいる本に面白いことが書いてあります。
生物が生きている限り、栄養学的要素とは無関係に、生体高分子も低分子代謝物質もともに変化して止まない。
生命とは代謝の持続的変化であり、この変化こそが生命の真の姿である。
半年、あるいは一年ほど会わずにいれば、分子のレベルではすっかり入れ替わっていて、お変わりありまくりなのである。
かつてあなたの一部であった原子や分子はもうあなたの内部には存在しない。
ということです。
そして、生命とは動的平衡(ダイナミック・イクイリプリアム)にある流れである。
と書かれています。
この「動的平衡」という考え方は、うまく組織を作るためには大切な考え方だと思っています。
試行錯誤し、苦労して、忍耐力をもって作り上げてきた組織がある程度の成果をあげると、それ以降の変化を望まなくなります。
今の安定が続くようにと願います。
しかし、その安定はいとも簡単に崩されていくものです。
生命と同じように、一見すると変わらないように見えて、その実、中身は絶えず変わりながらその秩序を保っている、というのが理想的なのかもしれません。
時には劇的な変化もあります。
小さな変化は絶えずあります。
その変化を自ら求める姿勢にこそ、本当の意味での理想の組織作り、チーム作りがあるのだと思います。
変化の大きな時には心は揺らぎますが、その揺らぎは次のステップのために必要なこと、そう考えて進もうと思います。
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「変化を恐れるな」といつも自分にいい聞かせているのですが、中々勇気を出すのは難しいですね。
お互いがんばりましょう!!!
海外で、頼るものがあまりいない中でチャレンジすること、それこそが「変化」です。
そういう行動ができる人は、いつも勇気を振り絞っているんですよね。
そういう強さを高めたいといつも思っています。
応援してますよ!がんばってください!
それと、リンクのページに勝手に濱浦コーチのブログをリンクさせていただきました。
よろしくお願いします。