2008年10月13日
緊張感(1452)
今日は福井の仁愛女子高校の練習に参加させていただきました。
午前中に少し練習をして、その後はずっとマッチ練習でしたが、結果は聞かないでくれると嬉しいです・・・(泣)。
技術的に大きな差があるとは思いません。
しかし、戦うという意識に差があると強く感じます。
仁愛の選手は高い緊張感の中で練習をしています。
いつも先生が見ている、見られているという強い意識が大きな緊張を生みます。
それを毎日のように訓練しているので、練習試合でも真剣に戦わざるを得ないということだと思います。
緊張を生むということが良いか悪いかということについては、いろいろな意見があると思いますが、試合で大きな緊張を感じるのであれば、それはやはり訓練しなければなりません。
その訓練の差が結果に出てしまったということです。
その緊張感を生み出すものは何でしょうか。
それは先生であったり、コーチであったり、親であったりしますが、緊張感を強く生み出すということにおいて、コーチの立場は大きくありません。
先生という立場、親という立場で強制力を発揮して緊張感を生み出すのは難しいことではないと思いますが、コーチにとってはなかなか難しいことだと思います。
だからこそ丁寧に教え、何度も教え、「自分自身で緊張感を生み出す」ことが強くなるためには何よりも大切な資質を磨くことになる、ということを伝えていかなくてはなりません。
今回の遠征で悔し涙を流しました。
私も悔しい思いをします。
全国の頂点に立つような学校に挑むのは早計だったという思いもあります。
しかし、その悔しさが強くなるための糧になるようにしていかなくてはなりません。
今日、緊張感のある中で練習することのすごさを感じたことと思います。
それを自分自身で生み出す強さを求めて練習してほしいと思います。
仁愛女子高校のみなさん、吉田先生、大変お世話になりました。
また、これに懲りずに胸を借りに行きますので、どうぞよろしくお願いします。
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