2008年10月03日
好奇心(1442)
まだ、トラブルは解消できたわけではありませんが、今年の初めから一日も休まずに続けてきているブログなので、懸命の努力で続けています。
というほど大層なことでもないかもしれませんが、早く解消して欲しいと思いますね。
今日は大学での講義の日でした。
トレーニングについて話をしているのですが、授業のはじめに確認の意味で「トレーニングとは何か?」ということを聞きました。
トレーニングとは、「その人が持っている能力を引き出すこと」です。
能力とは「その時、その人が発揮できる総合的な能力」のことです。
「その時」、というのが肝心で、状況によって必要とされる能力が違うので、たとえ筋肉の力があっても、手編みのセーターを編むというような課題に対してはほとんで意味がないわけです。
しかし、「その時」に必要とされる能力も「これだ!」とはっきりと理解できるものではないので、一生懸命に探す努力をします。
これが効果的なトレーニングを見つけるためにもっとも大切なことです。
そのためには強い「好奇心」を持つことです。
例えば、好きな人が上手くいかなくて苦しんでいる時に、あなたに助けを求めてきたら、きっとあなたは寝食も忘れて考え続けるかもしれません。
その人の助けになるように「何とかしたい」という気持ちが強いからですね。
その「好奇心」がすべての「行動の原動力」になります。
それを持ち続けることの大切さを唾を飛ばしながら懸命に力説しましたが、学生さんたちの心にうまく届いたでしょうか。
今までの経験を踏まえて、私の思いが多くの学生さんの心に響けば良いと思います。
授業が終わってから質問に来た学生がいました。
心肺持久力と筋持久力を高めるためのトレーニングがよく分からなかったらしいです。
クラブ員のためにより良いトレーニングを考えたいそうです。
その「好奇心」が良いトレーニングを生むし、トレーナーとして成長する糧となるのですね。
その気持ちを持ち続けて立派なトレーナーとして活躍してほしいと思います。
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