2008年07月30日
試験監督(1377)
昨日、はじめて試験監督を行いました。
試験というのは、自分の今現在の力を知るためにとても有効な手段だと思います。
もちろん、それだけですべての評価が決まるわけではありませんが、点数としてあらわされるのはとても面白いと思います。
私はそんなふうに考えるので、試験、テストいうものが好きでした。
まめに勉強する方ではありませんでしたが、試験期間中は部活動は休みになるし、早く家に帰ってくることができるので楽しみにしていたように思います。
私は家に帰ってくるとまず寝て、夜中中起きて、そのまま試験を受けに行く、という、今はやりの脳科学的な勉強法からは外れてしまうやり方でしたが、夜中に聞くラジオ番組「オールナイトニッポン」を毎日楽しみに聞いていました。
普段はなかなか聞くことができないので、勉強も半分ほったらかしで真剣に聞いていたように思います。
さて、テストの結果はと言いますと、胸を張って、とまではいきませんが、まあまあの出来ではなかったでしょうか。
少なくとも、その時自分でできることは最後まであきらめずに一生懸命考えて回答していました。
そうするのが当たり前のように思うのですが、昨日の試験では、開始早々に居眠りをはじめてしまう学生や、ほとんど回答もしていないのにあきらめたようにペンを回している学生もいて、何だか試験を受けるのがもったいないようにも感じました。
まあ、すべての学生が高い興味を持って講義を聴いているわけでもないので、そうであれば試験に対してきちんと勉強する気はなかなか起きませんね。
もちろん中には一生懸命に勉強して試験に臨んだと思える学生も何人かいて、頭を抱えながら回答に挑む姿を微笑ましくも見ていました。
そんな人間観察をしていると、1時間の試験時間はあっという間に過ぎていきます。
これからの採点は人数も多いのでちょっと大変ですが、試験の時の動向なんかを振り返りながら、真剣に、しかも楽しみながらその時間を過ごしたいと思います。
学生のみなさん、試験は難しかったですか?
私としては基本的な問題ばかりを出題したつもりですが、どうだったでしょうか?
私もあまり真面目な学生ではありませんでしたが、学生である以上はこれから何度も試験を受けなけばなりませんね。
ならば、その時間を「楽しむ」ことができるようにした方が良いと思います。
そのためには、「試験は自分の能力を知るとても良い機会である」と考えた方がいいですね。
みなさんの追試がないように祈ります。
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