2008年07月21日
ブレークスルーが起こる条件(1368)
「ブレークスルー」は誰にも起きる可能性はありますが、それには「条件」があります。
①テニスにかける力がどれだけあるか
②恐怖を断ち切る
③開き直る
ということです。
人間が大きく変わるためには、大病をすることなどの大きなショックが必要で、そういう挫折から立ち上がってきた時に強さを身につけています。
負けて悔しくない選手は強くなりません。
悔しさを心に刻んで、それを乗り越える強さを身につけなければなりません。
試合で負けることは怖いものです。
だから試合を嫌がる選手は多いものですが、それでは壁を乗り越えることはできないし、ブレークスルーは起こりません。
「何が何でも」という「強い意志」が試されるのです。
このような恐怖心は試合にはマイナスになるのではないのかと思うかもしれません。
恐怖でびくびくしていたら気持ちが弱くなってしまうと考えるからです。
しかし、怖い時はその恐怖心を振り払おうと一生懸命に行動しようとします。
恐怖心が行動力に変わるときに、その怖さが大きくプラスに働くのです。
そういう行動力が高まり、より強い気持ちになった時、人間は思いもよらない力を発揮します。
だから「恐怖する気持ち」は大切なのです。
それを振り払う強い気持ちや行動力を身につける原動力になるからです。
だから、試合に負けた後はその悔しい気持ちを心に刻み、「今度は勝つ!」と強く思って、すぐに行動しなければならないと思います。
残念ながら前の試合の結果を引きずってしまうことも多いですが、壁を越えるために、試合を嫌がらずに積極的に行動することが大切です。
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