2011年08月27日
光るもの(2260)
夏の大会と、秋の全国大会に続く大会が終わってちょっとほっとしています。
ジュニア選手は、大会ごとに大きく変化します。
自分で信じられないようなプレーが出来ることもあれば、まったく出来ずに驚くこともあります。
身体的にも、精神的にも未熟であり、成長の段階であり、学習の変化の大きい時期だからです。
テニスに限らず、どんなことでも、
「がんばっても、がんばっても、まったく成果の上がらない時期」
があります。
これを、
「プラトー」
といいます。
この時期は、やはり苦しい思いをします。
「テニスをやっていてもあまり意味が無いのではないか?」
と自分に問いかけたりします。
でも、実は、こうした苦しみや、問いかけが大きなエネルギーとなって自分の中に溜まっていく時期なのです。
だから、ときどきキラッと光るもを発見します。
これを、早く拾って磨かないと、ひどく落ち込んでスランプになったりします。
コーチの仕事は、これは早く見つけ、磨く方法を考え、いつも励まし、テニスのすばらしさを伝えていくことです。
確かなエネルギー、そこには必ずあります。
それを信じる事が大切です。
また、明日から、プリンスの全国キャンプ、ヤングスターカップを続く夏は終わりません。
一生懸命に、「光るもの」を探そうと思います。
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